|
カテゴリ:お説教くさい話
病院の待合室。
平日なのに、かなり込み合っている。 もうどれぐらい待たされているだろう? ソファーに腰掛け、ひたすらボーッしていると・・・ コツコツコツコツ・・・ ヒールの音。 さらに、コツコツコツコツ・・・近づいて来る。 『コツコツ』のリズムが徐々に遅くなり、弱まり、ピタッと止まる。 一足のとてもきれいなパンプス。 見上げると、そこには40代ぐらいの女性がいる。 『芦屋マダム』とも『シロカネーゼ』ともいえる素敵な女性。 マダムは、私の隣に座る。 ふわ~っとパルファンの香りが鼻を突く。 この香りは? まるで、世界中の芳しい花々を寄せ集めたブーケのようだ。 甘い香り。でも、まったりとはしていない。 強い香り。でも、むせるようなものではない。 そう、これはきっと・・・ ジバンシーのアマリージュだろう。 そうだ!親友が昔よく付けていたパルファンだ。 嫌というほどかがされたから、良く覚えている。 うん、これはアマリージュに間違いない。 が、しかし・・・ ちょっと待てよ。 何かが違う、何かがおかしい。 何か余計なものが密かに混ざっている。 しかも、フローラル系ではないもの。 それに、『香り』とはかけ離れているもの。 その上、絶対パルファンにあってはならないもの。 つまり、刺激臭。 なんだろう~・・・ 考えること約1分。 そして、ひらめいた。 これは、ニコチンの臭い! このマダム、喫煙者なり。 ここで、アマリージュについて解説しよう。 ご存知の方は多いだろうが、アマリージュはそんじょそこらの へなちょこコロンとは違う。 アピール性にとても優れており、シュッと一噴きするだけで 驚くべき存在感&持続性を発揮するのだ。 シャネルの5番がパルファン界のキングなら、 アマリージュはおそらくクイーンだろう。(まったくの私見だが・・・) それなのに・・・ たった1本のタバコで、 たった1本だけで! この女王様の香りは台無しに・・・ 誰にでも長所はある。1つではなく、複数あるはずだ。 しかし、たった1つの短所が数多くある長所を駄目にしてしまう。 まるで、このニコチン臭がアマリージュをその位から引きずり降ろしたように。 私たちは、己の『ニコチン臭』をどう消して行けばいいのだろう? 自分をもっと磨くために。 人生をもっと輝かすために。 そして、ネガティブな因子に阻まれることなく、『私』という『良い香り』だけを放つために。 どうやらこれは、永遠の課題となりそうだ。 少なくとも、私にとって・・・ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ <追記> 紀宮様・黒田慶樹さん、ご結婚おめでとうございます! いつまでもお幸せに~!!! (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ (^O^)/~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月17日 18時55分00秒
|