木曜は、フランス語の日。
私を含め、生徒数4名のセミ・グループクラスに通っている。
先生は勿論、フランス人。
ツルツル頭で、でっぷりとしたお腹のおっちゃんだけど、すごく紳士。
例えば、一緒にエレベーターに乗っていて扉が開くと、
必ず女性を優先にして、自分は一番最後に降りる。
また、クラスの誰かが「○月○日が誕生日」だとポロッと一度言っただけでも、
必ず覚えてて、その日には何かプレゼントを持ってきたり。
考えてみると、一言でジェントルマンと言うよりも、本当の意味で心優しい人なのだろう。
今日、先生は私にサプライズを用意してくれていた。
授業開始直後に、ケーキの箱を出し、「好きなのを選んで」と皆に告げた。
クラスメイトと一緒にワクワクしながら箱を覗くと、
ベリーのタルトやチーズケーキと一緒にモンブランが一つ並んでいた。
あ、これ。Shin のモンブランだ!私が大好きな Shin の!
私は先生を見上げ、「え?知ってたんですか!?」と聞いた。
先生は、「そう、Shin のモンブランが大好きだと言っていたよね。」
Shin とは、神戸にあるケーキ店。
去年の秋ぐらいに、クラスでお菓子の話が出てきた際、
私はこの店のモンブランが死ぬほど好きだと熱く語っていたそうなのだ。
しかも、「Shin のモンブランを食べたから、他のが食べれなくなった」とも言っていたらしい。
今日の今日まで、私はそんな熱弁をふるったことをすっかり忘れていたのに・・・
先生は覚えててくれたのだ!
この世の中にはいろんな先生がいて、生徒に対する接し方は十人十色。
だけど、人を惹きつけるのはやはり、“北風と太陽”の優しい“太陽”なのでしょう。
Shin のモンブランは相変わらず私の中で日本一だけど、
それに先生の“優しさ”という世界一の風味を加えると、
今日口にした味は格別だった。
Shinのモンブラン。
私の壊れかけの携帯で撮ったので、画像がきれくないのが残念!
ちなみに、Shin の正式名は、Factory Shin。2002年にオープン。
ここは比較的新しいお店だが、神戸とは古くから、老舗のパティスリーがひしめく街。
つまり、“ケーキ屋激戦区”。(港町だから、昔から異文化に触れ続けてきた結果かも!?)
“食”では大阪に完全に負けているが、ケーキ類(パン類も)は神戸がかなり優勢。
というか、圧勝かも!?これ、全くの自論だがかなり当たっているとも思う・・・
ケーキ好きな方は、神戸にいらっしゃ~い!あ、パン好きの人も!!
何はともあれ・・・
大阪&神戸は近いから、大阪で食事して、神戸でデザートを食べるのもいいかも。
そしてパンをお持ち帰りする・・・どう?素晴らしい“食べ歩き”ツアーでしょ~!!!
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前回の日記「働くママへのインタビュー」にコメントを寄せてくださった方々へ:
ちょこっとご無沙汰しておりました。コメント本当にありがとうございます!
このテーマに対してはいろんな意見があり、それはそれでとても良いことだと思います。
答えは一つではないのだから・・・
今回はAちゃんという一人の女性の生き方にスポットを当ててみました。
そして私が気がついたことは、「諦めなくてもいい!」ということ。
私は以前、「キャリアを極めるには諦めなくてはいけないことがある」と思っていました。
でも実際、私の身近にいるAちゃんが何も諦めずに生きている姿を見、
「そっか、何も諦めなくてもいい人生もあるんだ」ということを知りました。
勿論、それを可能にするには、一生懸命な姿勢が必要だし、家族の協力も不可欠です。
でも、「諦めなくていい」のです!
私が歩む道はAちゃんのと異なりますが、「諦めなくてもいいんだよ」と
知ることができただけでも、今の私にとっては少し肩の荷がおりた気がするのです。