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私は、小説が書けない

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2006年06月01日
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カテゴリ:関西の話

「東京の次に、大きな都市は?」と聞かれると、
関西人でなくても、多くの人は「大阪!」と答えるそうだ。
しかし、残念ながら大阪は、ずっと守り続けていた
この“第2”の座を奪われてしまったらしい。
これ、人口の話なのだけど、今日のニュースで言ってた。
2000人あまりの差で、神奈川に抜かれてしまったんだって。

神奈川と言えば・・・
まず、横浜があるでしょ?行ったことないけど。
関西ではおそらく、たくさんの人が(勿論、私も!)良いイメージを抱いているよ、きっと。
それに、東京で働いている人達にとって、神奈川は(特に、川崎辺りは)
ベッドタウンになっているよね。
実際、転職のため最近上京した私の友人も、川崎市に住むことにした。
「都心から少し離れることにより、家賃が高すぎず、
広めの部屋が借りれた」と喜んでいたなぁ。
それに、神奈川はゴミ対策やその他などに対し、行政がしっかりしているそうだ。
私はこの点について、あまり良く分からないんだけど、テレビでそう言ってた。

要するに、“暮らし”ということを踏まえれば、神奈川は人々にとって、
ますます魅力的な土地になっているってことなのね。
だから人が集まるのだろう。

その反面、大阪はどうだ??

常に悪いニュースが新聞紙面を飾っている。その殆どが行政がらみ。
初めの頃、あの元タレント知事のセクハラ事件を知った時は、
「え~っ!?」って驚いたけど、今じゃ何を聞かされても、
「ふ~ん、そぅ?またか・・・」とノーリアクションで流せるようになった。

これって、悲しくない!?

それと、もう一つ。
“ワーストワン”の問題。

大阪の地元紙である“大阪日日新聞”には、こう書かれている:
(抜粋文)
大阪には返上しなければならない「全国ワーストワン」がいくつかある。
あるアンケートで八割以上が「大阪が好き」と答えながら、
街の安全や暮らしの環境に対しては強い不満を持っている、という結果が出た・・・

だとさ。そういえば、“全国○○ワーストワン”のランキング発表の際、
必ずと言っていいほど、大阪が上位に入っているし、1位になっていることも多し。

私は関西人だけど、大阪の人間ではない。
しかし、私にとって大阪はとても特別な場所なのだ。
食の文化が栄え、国際色豊かで、にぎやかなところだから?
勿論、それもそうだけど。
でも、私の中では、大阪はそんな表面的なことだけでは語れない。

私にとって、大阪とは・・・

母親が生まれ育ったところ。
今でも、祖母や親戚一同が暮らしているところ。
正月など、行事がある際に必ず訪れるところ。
初就職の勤め先があったところ。
転職しても、結局OL生活の6年間、毎日通勤していたところ。
私が将来の夢に迷い、涙をたくさん流したところ。
励ましてくれる素敵な友と出会えたところ。
私がこれからの目標を見つけ、最高の笑顔を取り戻したところ。

そして、何よりも・・・

やはり、“人”。
こんなに生き生きとしてて、まっすぐで、率直で、面白くて、温かい人達。
“太陽”というメタファーがこれほどピッタリな人達。
そんな人達が密集している場所。
それが、主観的に見た“私の”大阪なのだ。

だから、大阪が数々のワーストワンになっても、人口第3位に転落しても。
大阪人の輝きは、決して衰えない。
行政のお偉い様方、聞きました?大阪人は不滅なのですわ~!
(だから、あんた達、もっとシッカリして~や~・・・)

何はともあれ、大阪の皆さま!
その明るさをこれからも照らし続けてくださいね。
関西中に、そして日本全国に!

ビバ、大阪!!!


今日のブログは、生粋の大阪人であり、私の大切なお友達のひーさん捧げます。






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最終更新日  2006年06月02日 00時46分02秒
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