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私は、小説が書けない

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カテゴリ:その他

神戸の映画館は、火曜がレディース・デー。
前々から気になっていた映画があったので、やっと行くことにした。
珍しく今日、時間的に余裕があったので、午前中にささっと仕事を済ませ・・・

今話題の「ダ・ヴィンチ・コード」へ、GO!
実は私。この小説を読んでいない。
それに、カンヌ映画祭では評判がイマイチだったらしい。
しかも、既に見た友人たちの話を聞く限り、
「DVDが出るまで待ってもよさそう」とも思ったのだが。

私がどうしても映画館で見たかった理由は、2つ。
まず、これはロン・ハワードの作品だから。
この監督、「コクーン」や、「バックドラフト」や、「アポロ13」など
本当に素晴らしい映画を撮るんです!
そして、第二の理由。それは、脚本家がアキヴァ・ゴールズマンだから。
この人は、「依頼人」、「評決のとき」、「アイ・ロボット」などの脚本を書いた人。
彼が書くセリフ、うなってしまいます。うぅ~、上手すぎ~!
(そうそう、私が大好きな「ビューティフル・マインド」も、この2人の手によるもの。)

さて、私は、「興味ない!見たくない!」と嫌がる母親の手を引き、
余裕を持って映画館に到着したはずなのに・・・
な、なんじゃ!この長蛇の列は!
レディースデーだから女性が多いとは予想していたけど、
なんで男性もいっぱいいるのよ!平日の、真昼間なのに!
皆さ~ん!お仕事は?(って、このセリフ。私にも言えるよなぁ・・・笑)

とりあえず、並ぶこと1時間弱。
「座れないかも・・・」と心配したのだが、ちゃんと席はゲットできた。
そして私と母親は、「ダ・ヴィンチ・コード」の世界へ・・・

どの映画でも、ネタバレしてはいけないけど。
この作品ほど、それをしてはならぬものはないと思う。
エンディングを知ってしまったら、楽しみが泡のように消えて行くでしょう。
だからここでは、ストーリー自体には触れません。

その代わり、私たちが感じたことは・・・

まず、母親の反応:
「お尻が痛かった!」 (確かに、なが~い映画なので!)
そして、「退屈で、死ぬかと思った!」 (いや~、そんな。大げさな・・・)
挙句の果て、「だから見たくないって言ったやん!」 (はい、すみません・・・)

では、私の感想:
「完全なるフィクション」という前提で観賞すれば、かなり楽しめるでしょう。
ただし、キリスト教や聖書に対する知識がなかったら、すごく誤解を生むかもね。
それと、すご~く考えながら見なきゃいけない映画だから、頭が痛くなる人もいるかも。
「映画は楽しむもの!」と娯楽性を求める方には、不向きだと思います。

それと・・・
グロテスクなシーンもあります。くれぐれも、空腹で行くように。
私の場合、ランチにたらふく食べたピザが、口から出そうになったわよ!

そうそう・・・
この映画に出てたオードレー・トトゥーって言うフランス人女優。
「アメリー」で超キュートだったんだけど、ここでは暗号解読者の役どころ。
私の最大の関心は、「果たして、あんなにカワイイ人が、こんな知的な役を
演じきれるのだろうか?」だったのだが。
しかし、さすが女優!すご~く良かった!
ブラボー、オードレー!ますます好きになっちゃった!

でも、ショッキングなことが・・・
主演のトム・ハンクス。今や、アメリカを代表する俳優。
確かに、この映画でもいい味出してたのだけど。
オォ~、ミスター・トム!一体、なぜ?
そんなにおデブだった?それに、髪が・・・(うす~ぃ)!?

余談・・・
あるシーンでビックリしてしまった私は、隣にいる母親の手を握ったつもりが、
右と左を間違えて、見知らぬオッチャンの腕を掴んでしまった!
あの人、ビックリしてたなぁ~(笑)

最後に、観客の反応・・・
ストーリーが進むにつれ、映画館のあちらこちらから
寝息や、イビキが聞こえて来た。
母親も、途中で何度も居眠りしてたし。

あれれ・・・?
最後までちゃんと見てたの、私だけだったかも!?(笑)

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ロン・ハワード&アキヴァ・ゴールズマンの作品なら、
「ビューティフル・マインド」が MUCH BETTERだと思いました!!!






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最終更新日  2006年06月06日 21時31分06秒
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