私は、小説が書けない

このカテゴリ、忘れてました（笑）。
そう言えば、「“私のまわりの素敵な人達ー女性編”と題して、
３回シリーズでお届けします・・・」な～んて言ってたよね？
第一回目は、ギャグの“迷人”Ｓさん。そして、“働くママ”のＡちゃん。
では、このシリーズの“トリ”を決めるのは、makikoさん。
まだ一度も会ったことはないけれど、私がとても身近に感じる人なのです。

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もし、この世にインターネットなんてものが誕生していなかったら。
もし、ネットオークションが存在していなかったら。
そして、もし。あの一枚のワンピースがなかったら・・・

私がmakikoさんと出会うことは、なかったでしょう。

話は、一年前の夏にさかのぼる。
その頃の私は、すごくネットオークションにハマっていた。
普段なかなか買い物に行けないストレスを、どう発散するの！？と思っていた矢先、
WOW！こんな便利なものがあるやんかぁ～！と、
人類が初めて月面着陸を果たした時と同じくらいの感動が全身に走ったのだった。

最初は、もっぱらストアもの（つまり、“会社”が売る新品もの）ばかり買っていた。
なぜなら、多くの方々が感じているように、「個人から買う」、「USED商品を買う」ことが
とても心配だったし、トラブルが起こるのを避けたかったから。

しかし、ある日。“ワンピース”で検索してみると、夢にまで見たような
超カワイイ白いワンピースが画面に飛び出した。
私は即、「これ、欲しい！とても、欲しい！！！」

でもよ～く見ると、個人の出品。しかも、USED。
本来なら「あ、はい。パス」と来るはずが、その時だけどうしても“次へ”のボタンを
クリックできなかった。つまり、私は一目惚れをしてしまった。
どうしても、そのワンピースが欲しかったのだ。

「ええ～い！一か八かで、入札してみよう！ダメ元で！」と勢いよく、賭けに出ることに。
結果として、落札者は私となった。

数日後、その品が自宅に届いた。
とても丁寧に包装されており、包みを開けると、そこには待ちに待ったワンピースが
折り目正しく、きちんとたたんで入れてあった。
手に取ってみると、「えっ、どこがUSEDなの？」と疑うほど真っ白で、
シミや型崩れなど一切なし。まるでお店から買ったような状態だった。

これだけでも、「この出品者、すごくちゃんとした人だなぁ」と関心なのに、
極めつけは一枚のメモ。そう、商品と共に、短い手紙が添えてあったのだ。

“abimeg様、
初めまして。今回は、お洋服を買って下さりありがとうございます。
とてもカワイイと思うので、気に入ってもらえたらと思います。
makikoより”

この瞬間、私が抱いていた「個人のUSEDを買うのはイヤ！」という概念が
どこかに吹っ飛んでしまった。
勿論、きちんとしていない出品者もたくさんいるかもしれないが、
「一概に言えないよなぁ」という気持ちが沸いてきたのだ。
それとも、私がただ単に超ラッキーだったのだろうか？

その後も、私は何度かmakikoさんから商品を購入した。
彼女は、いつも思いやりのこもった対応をしてくれ、
すべての面において信頼の置ける売り手で在り続けてくれたのだ。

あれから、一年が経つ。
私は今、makikoさんと mixi（コミュニティーサイト）で交流を持っている。
そして彼女は時々、このブログにもコメントを寄せてくれる。

私より何歳か年下の彼女は、主婦業とバイトを両立しつつ、
アクセサリーアーティストの道を歩み始めたばかり。
彼女がクリエイトするイヤリングやネックレスは、どれもが“彼女らしさ”に溢れている。
つまり、私が初めから彼女に感じている“丁寧さ”、“お客さんへの思いやり”など
誰もを満足させ、「もう一度、この人から買いたい！」という気持ちにさせてくれる。
そう、makikoさんとは、そういう人なのだ。

“出会い”というものは、様々な形でやって来る。
すぐに過ぎ去って行くものもあれば、持続するものもある。

私とmakikoさん。
住む場所も違えば、職種も違う。目指している方向もまったく異なる。
それに、ほんの一年前までは、お互いの存在すら知らなかった。

しかし、一枚のワンピースと、インターネットという媒体が
私たちを引き合わせてくれたのだ。
不思議なキッカケであれ、これもまた素敵な“出会い”だと思う。

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＜makikoさんの作品　“Boite de maco”　紹介＞

コンセプトは、パリの雑貨屋さん！

ここで、会えますよ（近くに住んでる方は、是非！）：
-　その１　-
下北沢　“ハコウリ”　（click here!)
　　
営業時間：　月～木　13:00～20:00、金～日　12:00～20:00
※下北沢駅より、２～３分。２階にお店があります。
目印は、階段下出ているBOX看板。
“３０センチ四方の箱を自由にカスタマイズして作品を売る”のが主旨で、
その中の一つが、makikoさんの“箱”です（“Boite de maco”と書いてあります）。

-　その２　-
"CONCIERGE"　各店舗　(click here!)
※タマプラーザ店、代官山店、銀座店、二子玉川店、浜松店など計９店舗。
こちらは、残念ながらお店サイドがタグを決めるそうなので、“Boite de maco”の
表記がありませんが、幾つかあるアクセサリーの中に混ざる予定だそうです。


東京在住でない方も、大丈夫。こちらをご覧下さい！：
“Boite de maco” ネットショップ
http://boitedemaco.ocnk.net/ 

　　

※このブログの内容や、写真掲載、お店情報などすべて、
makikoさんの許可を得て、載せています。（makikoさん、thank you!）