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カテゴリ:食べ物・飲み物の話
昨日の話。朝から用事を済ますため、銀行や郵便局へGO。そして、その後。眼科へ行ってきました。私は使い捨てコンタクト使用者なので、少なくとも半年に一度は目の検査を受けなければ売ってもらえないの。
ってなワケで、できるだけ空いている午後一番の時間を狙って行ったのに。なんでこんなに待たされるのっ!ここの眼科は、待合室に雑誌はてんこ盛り、DVDは流れているし(いつも音なしで、殆どがジブリもの)、その上ご丁寧にも「ご自由にどうぞ」とキャンディーがたくさん入った器があちらこちらに置かれているので、退屈することはなかったのだけど。週刊誌を片っ端から読み漁り、いちごみるくキャンディーをむしゃむしゃと食べ、「魔女の宅急便」を映像だけで観賞しているうちに、やっとこそ名前が呼ばれました。これで、眼科診察がほんの5分、視力検査もたったの5分だから、やってられまへんがなぁ~。ようやく精算を済ませ、眼科を後にした頃はランチの時間をとうに過ぎていました。言うまでもないけど、お腹が空き過ぎて「もう一歩も歩けません」状態。そんな私は、同じビルにある喫茶店へ駆け込んだ。 カフェじゃなくて、喫茶店。そう、オムライス、ナポリタン、チョコパフェ、ホットケーキ、ドリア、ショートケーキなど、いわゆる「古き良き洋食」のオンパレードを味わえるところ。勿論、オシャレなカフェも好きです。けれど、私にとってそこは友人と出かける時に行くところ。一人で入るのなら、どことなく古風だけどとても落ち着く喫茶店に限ります。 とにかく、腹減り度測定不可能なぐらい空腹な私だったので、それをイイワケに(笑)、カロリー高めの「パスタ&ドリアセット(ドリンク付き)」をチョイス: パスタは「あさりのトマトソース」で、ドリアは「ミートソース・ドリア」でした。どこぞの洒落たイタリアンではなく、歴とした喫茶店だから。「ボンゴレロッソ」ではなく、あえて「あさりのトマトソース」。「ボロネーゼ」ではなく、あえて「ミートソース」。それが、喫茶店メニューなのだっ!イマイチ意味不明の外国語を並べるのではなく、分かりやすいネーミングを使うところ。これが、喫茶店メニューのポイントねっ!(ちなみに、ここのお店では「パスタ」と言っていたけれど、もっとザッツ喫茶店みたいなところなら、「スパゲッティー」って呼ぶんだろうなぁ・・・笑) あっと言う間に完食しちゃった私の前に出されたのは、食後のコーヒー。いわゆる喫茶店のコーヒーって苦めで濃いと思いません?胃の弱い人やコーヒーが苦手な方は絶対に無理な感じ。飲む側のことをまったく考えずにガツンと(おそらく、サイフォンで)淹れたコーヒー。私、結構好きなんです。そんなコーヒーを一口飲み、ふと思い出した。「そう言えば、プラス400円でケーキも付けられるんだよねぇ。」と言うことで、ショートケーキをお願いしました: ボリューム、凄っ!もっと小さなケーキを想像していたので、この嵩の高さに一瞬圧倒されちゃったけど・・・ 美味しかったので、ペロリ!(笑) ミシュランガイドには、載ることはないであろう日本の喫茶店。「オシャレ」と形容されることも、「一流」と絶賛されることも、きっとないだろうね。しかし、どんなに高級なイタリアンやフレンチに行ったとしても、メニューには「ドリア」、「ナポリタン」、「ホットケーキ」などの、どこかホッとする名前を見つけることはできない。しかも、それらの独特の美味しさを味わえることもないでしょう。 勿論、私だって素敵な雰囲気のレストランに行くこともあります。そして、そこで大いに食事を楽しんだりしている。だから、否定するワケじゃないし、それはそれですごく最高と思うんだけど。 一人でフラッと入りたくなるところ。それが、喫茶店。そして、広げるだけでワクワクしてしまうのが、喫茶店メニュー。私ってどこまで庶民派なんだろう?と思いつつ、また行ってしまいそうです。少なくとも、眼科の帰りには必ず(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月14日 17時56分36秒
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