日本には「中川」って名前の人、どれぐらいいるんだろう?けれど、先週。世界中に恥をさらした「中川さん」はただ一人。
問題の記者会見の様子を見てると、「草津よいとこ~一度はおいで~、 ハァ~ ドッコイ ショ~♪」と歌いたくなったのは私だけ?って、こんなこと書いちゃうと、草津市民だけでなく、滋賀県民の皆様にほんと失礼よね。申し訳ございません。ただ、ね。頭にネクタイ巻いて、手には寿司屋のお土産の箱をぶら下げて、千鳥足で「草津よいとこ~♪」を口ずさむ・・・漫画に出てくるような典型的な酔っ払いの姿。どうしても、そんなのを連想してしまったワケです、はい。
もう、この問題。連日テレビで取り上げられているから、私が改めて語ることもないでしょう。でもさ、一つ思うこと。中川さんも、中川さんだけど。奥さんも、奥さんじゃない?ってか、何あれ?「頑張れ~、頑張れ~。日本一!大丈夫~!」ってのは?まず、マスコミがいる前で言うことか?旦那さんを慰めたいのなら、二人っきりの時でええやん。100歩譲ったら、「頑張れ」や「大丈夫」はまだ理解できる。愛する夫を支えたい妻のけな気な想いとして(あくまでも、100歩譲って)。けれど、「日本一!」って何?あれが日本一なら・・・あれでも日本一と言えるのなら・・・私たちは楽勝で、宇宙一ですから。まったく、もう。奥さんの記録的KY加減に・・・乾杯!?(笑)
さて、「川」とくれば、「山」。そして、同じ「中」つながりとして・・・
日本には、「中山」って名前の人も、たくさんいると思います。しかし、今週。お笑いの世界で最も輝いた「中山さん」はただ一人。
中山功太、天晴れ!6度目の正直で、やりました!R-1ぐらんぷり2009優勝おめでとう!優勝が決まった瞬間、その表情は「喜び」よりも、「達成感」に満ちていたように見えた。そりゃそうよ。ピン芸人の頂点に立つことを目指し、準決勝で敗退しても、決勝で高得点を取れなかっても、6年もチャレンジし続けたのだから。
中山功太という芸人は、まだ若いけど本当に上手いと前々から思ってました。ただ、インパクト芸人ではないので、目立つかどうかの点ではこれまで不利だったのよね。それに、「エンタの神様」とかに出ているとは言え、知名度はまだまだ全国区とは言えず、未だ関西が主。が、しかし。才能は裏切らない。地道な努力も報われる。それが、今週のR-1ぐらんぷり2009で結果として現れたのです。
ってなワケで、同じ「中」つながりでも雲泥の差ですなぁ。それとも、「川」と「山」じゃ、やっぱり景色が違う?山のてっぺんからのほうが、遠くまでよく見える?「こうすれば、こうなる」と先が見える?
だから、人としての質も違ってくるのだろうか?(笑)