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カテゴリ:友達の話、知り合いの話
私の20代の頃。そう、今よりもっとキャピキャピしていた時代です(笑)。すごくすごくすご~くロレックスかカルティエの腕時計が欲しくて、欲しくて。たまらんぞ、どうすんねんこの物欲~!って感じでした(笑)。社会人になったら初ボーナスで絶対に買ったるねん!と鼻息荒く胸を躍らせていたんだけどね。
ふと、ある日。冷静に考えてみた。「こういうのって、人を選ぶのでは?」 外国に比べると、日本では若い人が高級腕時計とか高級ブランドもののカバンを普通に持っています。けれど、似合ってる?どんなに高い腕時計をしてたって、しょぼいジーパン履いてて足元が安もんのスニーカーだったら、そりゃアンバランスやん。でも、そういう人。結構、いるやん(笑)。それとか、よく街で見かけるんだけど、ヴィトンのハンドバッグを持ってる女子大生。一緒に、マルイの紙袋なんか提げちゃってて。時期尚早って感じ否めません。あの、ですね。ヴィトンを持てる女性は、マルイなんかで買い物しないし、紙袋なんか決して持ちませんわよ。また、ちょっとだけ話それちゃうけど、エルメスのガーデンパーティー持ってる若い女の子。あのね、あなた達。あれはその名の通り、そもそもガーデニング用具を入れるカバンなんですわ。お金持ちのマダムが汚れたスコップとかをポンポン放り込むもの。大事にデートに持って行くようなカバンではありません。その滑稽な背伸びやめましょう、と思います。 私は、とにかく。高級なものを身につけるのなら、腕時計なりカバンなりが一人歩きするのではなく、「ワタシ」という雰囲気の一部に自然と溶け込んで頂きたい。つまり、「今の自分」に如何に似合うか?それが私から見たオシャレの最大ポイント。それは外見のみならず、キャリアやライフスタイル、年齢がかもし出す人としての品格にも大きく左右されていると思うの。だから、40代かな?と今は思います。そのぐらいの年齢になれば、きっと。そういうものが似合うようになっているでしょう(笑)。 ってなワケで、今現在はロレックスもカルティエもまったく興味ございません。けど、腕時計は大好き。勿論、こだわりのブランドもございますわよん。私のハートをガッチリと掴んで離さないのは、意外にもSEIKOなのです。そう、日本が世界に誇るブランド。性能も、品質も、デザインも勿論。言うまでもなく、ハイクオリティー。と同時に、ラインの幅広さに注目!だからこそ、自分の年齢層やライフスタイル、キャリアにピッタリなものを必ず見つけることができる。そういうワケで、SEIKOは好きで好きでたまりません。 そんな私も、いつも愛用している腕時計はSEIKOのもの。シンプルだけど、どんなファッションにも合うから、ビジネスやプライベートを問わず、いつでも身につけていて、もうすでに。体の一部と化しているのです。 さて、ここ最近ずっと。「もう一つ、SEIKOの腕時計が欲しいなぁ~」とずっと思っていました。私が目をつけていたのは、WIREDというシリーズ。女性ものもあるけれど、ちょっと私にとっては「女の子オンナノコ」し過ぎてるので、好きなのは男性もの。女性のファンも多し。シンプルで、カッコイイ!もしゲットするなら勿論、メンズ!と心に決めてたんだけど・・・ ここで、問題発生。と言うのも、私は手首がとても細い。だから、非常に残念なんだけどメンズのWIREDみたいに存在感のある腕時計が似合わない(涙)。前に、ジーニーさんととあるアウトレットのSEIKOショップに行ったことがあります。そこで、この細い手首でもオッケーなWIREDを必死こいて探したんだけど。たくさん試着してみたんだけどさ。やっぱ、ダメだったわ~。店員さんにも、「お客様の手首には・・・」と言われる始末。結局のところ。私でなく、買う気がまったくなかったジーニーさんがWIREDをゲットしましたとさ(笑)。 さて、昨日の午前中。私宛てに宅配便が届きました。送り主は、10年以上ものお友達でブログでも交流のあるひーさん。「なんやろ?」と思い、小包を開けてみると、まず目に飛び込んで来たのは一枚のカード。 「お誕生日月に入ったと言うことで、若干早めですが送らせて頂きました!!」 ははは~。意図的にフライングしてくれましたねっ(笑)。でも、そういうの大歓迎。カードに目を通した私は、その下にあった箱を開けてみた。すると、その中には・・・ そう言えば、先月の初め頃かな?ひーさんからちょっと奇妙なメールが届きました。「abimegさんがしてたあのバングル、手首周りで何センチですか?」って。なんでそんなこと、急に聞いてくるんやろ?すごく不思議だった。あまりにも唐突だったからさ(笑)。けど、その謎も解けたぞ。これのことやったんやぁ~! 確かに、男性もののWIREDシリーズは手首が華奢な人には似合いません。けれど、ひーさんはそこをちゃんと考えてた!だって、このWIRED。最新のシリーズではなく、少し前のものなのです。つまり、今のよりもフェイス小さめ。よりシンプル。だから、手首が細かろうが大丈夫!違和感おまへん!早速つけてみたところ、私でもイケる! そっか、そういう手があったのね。私はずっと、最新シリーズばかりに目が行ってたんだけど、それがダメなら遡れば良かったのよ!ここ、盲点でした。ひーさん、さすが!しかも、ご丁寧に。手首周りも一番小さいサイズにアジャストしてくれてたし。もう~、至れり尽くせりや~ん! ひーさんから頂いたWIREDをつけた私は、気がつくと泣いてました。ものすごく嬉しかった。だって、ずっと欲しかったんだもの!この喜び、どう表現したらいいの?踊りましょか?歌いましょか?なんやったら、日本一周マラソンしまひょか?逆立ちで(笑)? これで私も、やっと。WIREDデビューを果たすことができました。たくさん、たくさん。いっぱい、いっぱい!つけるで~。体の一部となるよ、すぐに。 ひーさん、私の涙腺ゆるめるポイントつかみ過ぎ(笑)!ほんまおおきに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月03日 22時39分47秒
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