大相撲九州場所14日目の本日、結びの一番にて。白鵬が大関・琴光喜との熱戦を制し、12度目の優勝を決めた。尚且つ、年間85勝の新記録達成。ここまで無傷で来たのだから、明日の千秋楽では「全勝」の期待が高まること間違いナッシング。
白鵬と言えば、土俵の外では「はにかんだような優しい顔」が特徴。インタビューなどでの語り口も、「ソフト」という言葉がピッタリ。おそらく、大型犬のような人なんだろうね。いざと言う時にしか吠えない。けれど、その「いざと言う時」にこそ、本領発揮。
戦う白鵬の目は、真剣そのもの。まるで、別人。泣く子も黙らせるほど眼差しが恐ろしくて、見てるこちらも震え上がりました。そして、グッときました。
私は本来、朝青龍派。こちらは3連敗しちゃったし、年間勝ち星の記録も白鵬に塗り替えられたし。もう!踏んだり蹴ったりやがなぁ~。
・・・のはずなんだけどさ。
今日の白鵬には、やられちゃいました!
普段は穏やかで、夕凪のような人。そんな男の人が見せる「戦う男」の顔。全身全霊全魂で勝負するその姿!これ、反則やわ!誰でもコロンといっちゃうやんかぁ~(笑)。奥さんも、きっと。惚れ直しただろうねっ
支度部屋に帰った白鵬は、いつもの温和な表情に戻りました。