今日、出張から無事に帰ってきました・・・
2泊しかしなかったので、「久しぶりの神戸」って言葉はちと大げさだと思うんだけど。最寄の新幹線の駅に降り立ってから、ふと。空を見上げました。とても青い空だった。ってか、明るい。清々しい。爽やか。そして、とても綺麗。まさしく、「これぞ、空~~~~!」と呼べる。
神戸って一応、都会だから空気もある程度汚染されているはずなのに。でも、もしかすると?山と海に囲まれているから、こんなに空が青く見えるのかなぁ?
東京の空は、その反面。なんだか、どんよりって感じだった。滞在中は、両日とも晴れてたし、雲ってもなかった。しかし、神戸の空みたいではなかった。色で例えると、東京の空はかぎりなくグレーに近いブルーって感じ?
そう言えば、私の大好きなロック・ユニット「HEAVEN」の天才ミュージシャンのテンジョー君が作った曲の一つに、「NEXT WORLD」というのがある。その歌詞の一節には、このような表現が・・・
プラスティックの大空を見上げ
甘ったれた言葉に酔いしれて
昨年11月のライブにて。曲と曲の間のトークで、ボーカルの方が、「ところで、テンジョー君。『プラスティックの空』って、どんな空?」と聞いていた。天才テンジョー君は、少し困ったような顔をしてたけど、すぐにこのように答えた・・・
「東京の空・・・かな?」
その時、私は「ふ~ん・・・」としか思わなかったし、それ以前も、その後にも何度も東京に行っているにもかかわらず。今回の出張で、ようやく気づいた。そうだわ、そうそう!これが、「プラスティックの空」なんだ・・・と。
ちなみに、英語で「plastic」は勿論、皆がよく知っているあの物質の「プラスティック」を意味するんだけど、それは名詞の場合で。形容詞として使うと、「plastic」は、「見せかけだけの」、「白々しい」、「不自然な」・・・という意味になる。例えば、「plastic smile」なら、「不自然な笑み」=「作り笑い」ってことね。
東京の空は、確かに「プラスティック」な空なのだ。自然の一部とは到底思えないほど、人工的な色をした空。
だからと言って、私は東京が嫌ではない。むしろ、大好き。あの空の下には、日本の都があるだけでなく、あらゆるビジネスの中心地がそびえていて。あの空の下で私は、いつもエキサイティングな体験をすることができている。
私がホッとできるのは、神戸の空の下。だから、私が帰るべき場所は、神戸しかない。が、しかし。私がビジネスの新しい扉をまた一つ開けるのは、東京。あのどんよりとした不自然な色の空の下で、可能性が現実へと変わって行くのだ。
来月もまた、東京に行ってきます。そして、また。神戸に帰ってくるのよ!