闘魂
県大会高学年 2回戦で敗退しました 今回はBKリーダーヨウヘイAが合宿で鎖骨骨折のアクシデントがあり 大会には出られない状況で臨みました 大会直前ヨウヘイからTELがありました 「試合出して下さい」 実は合宿直後に練習試合を組んだのですが可もなく不可もなくの内容 とくにBKは終了間際に相手のサインプレー1発でTRYを献上 それを観ていた彼は「出なアカン」と思ったようです 僕の答えはもちろん「NO」 気持ちはわかるけど皆を信じろ と言って電話を切りました そして大会1回戦、今までやった事のない相手 1年生が多いという情報が入っていたので負けはないと思いましたが あえてソレは言わず気合い入れまくって送り出しました 序盤は気合いの空回りでミス連発・・・徐々に落ち着きを取り戻し ニシの先制トライで勝利を確信しました 順調に試合が進んでいたのですが 後半、BKが苦労していたサインプレーが初めて決まって Sが抜けだしTRYの場面 タックルを受けたSが頭を打ち退場・・・入院 試合は完勝でしたが代償はあまりにも大きいものでした ジャガもこの試合で負傷・・・BKの3年はジョーとタマの2人になり FWもニシとシンが足の裏を負傷 満足に走れない状態 1時間休憩のあと徐々に体を動かし2回戦に向けてのアップ開始 徐々にヒートアップ・・・ヨウヘイはアップを横で見ながら 泣いてました・・・それを見てしまった僕も胸が熱くなり・・・ そして全員目を真っ赤にしてグランドに入って行きました 試合開始早々、ニシが足の痛みに耐えきれず退場 その後FWのTが骨折で退場・・・これでシンは外せなくなりました 痛くて走れないのはわかっていましたが・・・ シンはホンマよー頑張った 怪我した奴、出れない奴の分までという気持ちが全員にありました 試合は劣勢でしたが気迫のこもったプレーが随所に見られ 魂のこもったタックルがバシバシ相手の攻撃を阻止しました 誰一人諦めていませんでした メンバー17人中16人を投入する総力戦 出る選手入る選手、どっちも泣いてました ラスト5分、ご両親の許可を得て最後の一人ヨウヘイを投入 ここからチームが息を吹き返したように感じました 攻めまくり走りまくり最後の瞬間まで諦めず闘ってくれました 10-28、TRY数2-4でノーサイド タックルクラブのメンバーに優勝を味わせる事は終に出来ませんでした 本当に申し訳なかったと思います でも3年生はこの試合を通じて後輩たちに何かを残したと思います 試合に出た4人の1年生もきっと何かを掴んでくれていると信じます 来週は低学年の大会です 初戦から最強チームとの対戦ですが きっと3年生から受け継いだものを見せてくれると思います がんばれよ! 3年生へ、 11年間、ありがとうございました 是非、高校でもラグビーを続けてください 試合には絶対駆けつけます 君たちに出会えて良かったと心から思っています PS.1人くらいはK高に行ってね