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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:教育問題
日本でも、小学校から英語を教育させようという意見があります。 (私個人的には、反対ですが・・。) 中国での外国語教育も非常に盛んですが、政府や学校が主導するというよりも、親が懸命に子どもに習わせていますね。 もう一つの大きな外国語学習者グループとして、就職のために外国語を学ぶという人々がいます。 例えば日本語学習の場合、黒龍江省鶏西市というところが有名で、非常に多くの日本語学校があり、1~3年ほどで、驚くほど上手に話せるようになる人が多いようです。 私が取引相手として中国企業と付き合うとき、自分の中国語能力は不十分ながら、出来るだけ日本語が出来る人以外の人を、交渉・実務担当者にして欲しいと伝えることがあります。 その理由は、 1.日本語が出来るということで、日本人社員や顧客と出かける ことも多く、嫉妬されて社内で好かれていない、つまり先方の 社内業務において支障が出る場合が考えられる 2.特殊技能ということで、条件の良い職場が見つかったら、 すぐに辞めてしまう可能性がある(普通の社員も同様ですが) 3.母語である中国語に問題のある人が少なくない、例えば 外国人である私が知っているような字が書けない、普通の話 を筋道立てて理解し、話すことが出来ない人がいる ・・ということに出くわしたことがあるからです。 幸い、私もある程度は中国語と英語が分かりますので、初めて訪問するときには、わざと日本語しか出来ないフリをして、通訳担当者のレベルを見たり、その他社員の能力を把握するように意識したりしています。 外国語が出来れば有利なこともたくさんありますが、目的が定まれば、ある程度は出来るようになるものだと思います。 その前に、まずは自分の母語で常識を身につけ、仕事が出来るようになることが先だと考えます。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 5, 2006 02:36:12 PM
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