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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国ビジネス
弊社取引先の社長が、中国企業数十社の社長を連れて、近々日本に来るそうです。 このビジネス交流の構想は私も数年前から聞いており、日本企業と中国企業の交流を促進して、取引機会を広げよう、というもの。 もう少し早く形になれば、もっと良い結果が出ただろうに・・と思ってしまいます。 人民元レートの変更や、中国での材料・物流コスト上昇、政治的リスクによって、今から積極的に中国と取引を始めようという日本企業は確実に減っていると思います。 また、ギョーザ、チベットの問題で、庶民の対中感情が悪い今の時期に来なくても・・とも考えてしまいますよね。 個人的には、中小企業はコストの問題を解決出来るのならば、今の時期にこそ逆に中国(の大手企業)との関係を深めても良いと思います。 彼らの言うなりになるのではなく、主張すべきは主張して、誠実に取引をすれば、中国大手企業の経営者は中国政府の表も裏も知っているだけに、苦しい時期に取引をしてくれる企業を歓迎し、恩を感じてくれます。 (ただし、皆が皆、このような思想を持っているわけではないので、やはり経営者をしっかり見て取引先を選定しなければなりません!) この点、チベット支援をしているリチャード・ギアのCM出演をキャンセルした日産は、表向きには中国で歓迎されても、内心では中国人に軽蔑され、後々もそれを「利用」されることになるでしょう。 中国の政治的言動と、実際の庶民の活動には大きな差があるだけに、中国で活動する日本企業は表面的な現象に左右されないことが大切です。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2008 11:55:53 AM
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