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2006.10.11
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10月6~9日の4日間、伊豆熱川で行われたブリータ・オストロム女史によるエサレン・ボディワーク入門の合宿へ行ってきた。

エサレンとの関わりのきっかけは、ほんのつい最近。mixiのコミュで知った千石空房での「エサレン・ヘミシンクWS」に、突然キャンセル空きによる飛び入り参加をしたのが9月の半ばのこと。その3週間後には、エサレン研究所で35年の指導経歴を持つ方から、こんな風に指導を受けようとは、夢にも思わなかった。巡り合わせというのは、ほんと不思議だ。

この合宿の参加者は私を含め7名、半数以上がマッサージやリフレなどのボディワーク経験者。他の方々も自己成長やヒーリングを目的とされていて、皆とっても真摯に挑まれているなぁ、というのが第一印象。「なんかよく分からないけど導かれるように参加しました(笑)、ところで皆さん、朝一緒にヨガやりませんか?」なんて輩は私くらいなもので、ちょっとだけ「私、場違い?」って気分になった。

コースはブリータ女史によるデモンストレーションの後、ペアワークでそれを練習する、という形式で進められた。エサレン・ボディワークは「テクニカルなマッサージ・マシーン養成」を目的とはしておらず、ココロの安らぎと自己ヒーリングを肉体を介して促す、極めてスピリチュアルなエネルギーワークだ。(形式としては、全身を流れるように優しく触れていくオイルマッサージ)私たちが練習する場合も、「こういう手順でおこなう」といったルールは一切与えられない。全てが自由であり、個々の状況に委ねられるのだ。そしてブリータ女史は「Follow your hand (貴方の手に導かせなさい)」「trust your instinct(直感を大事にしなさい)」と、常に私達を力づける。

デモでインプットされた知識と、インスパイアされたアイディアをベースに行う練習セッション、その瞬間瞬間に生じるパートナーとのハプニング、つまりスポンティニアスな関係性との戯れ、「触れる・触れられる」ことによる、言葉を介さないコミュニケーション。

例えば、マッサージをすることに慣れていない私のココロは不安でいっぱいで、それが私の掌を介してパートナーに伝わる。そしてパートナーは私の不安に反応する。そのパートナーの反応が私の掌に伝わる。つまり、私のココロのありかたが結局は自分にはね返ってくる。

私のココロが安らかでバランスがとれていると、パートナーもリラックスして呼吸が落ち着いてくる。そんなパートナーの反応を感じて「ああ、受け入れてもらっているんだな」と感動する。そして、私のハートがもっともっとオープンになってくる。ありがとう、と、心の奥底から沸きおこる愛情は、相互の信頼の上に成り立っている。美しい瞬間。こうやって、人と繋がってゆく。

受け手の時に強く感じたのは、触れあっている皮膚と皮膚の境界線が解けてゆく感覚。どこからが私でどこからがパートナーなのかが曖昧になってゆく。ココロを開いて、委ねて、明け渡して、受け入れられた時に、そんな瞬間が発生する。こうやって、人と繋がってゆく。

考えてみると、私は自分の人生で、他人の体をこんなに慈しみながら触れたことはなかったなぁ。「愛すること、慈しむこと、触れること」って、実は私が現在抱えている人間関係の問題の根源じゃん、とか思ったりもした。

与える側としてのボディワークの最中はすこぶる瞑想的で、私はかなりトランス的に入り込んでいたみたいだ。と、最終日にブリーダ女史からご指摘があった。と同時に、更なる勉強をぜひエサレンでやるべきです、と強く勧めていただいたのが嬉しかった。というか、私、その気かなりアリアリです、先生!もう、これは天職としか思えません。

この合宿の素晴らしかった点は、単なるボディワークのスキルの練習に終始せず、参加者全員のメンタルな成長を促しインスパイヤすることにも重点を置いている部分だ。エサレン研究所自体の成り立ちやエサレン・ボディワークの本質を思えば、ごくごくあたりまえのことではあるのだが。ほんとうに毎日が瞬間瞬間が「気づき」「発見」の連続で、参加者の一人が「まるで3週間くらいいた気分です」と言ったが、まさにそのとおり。短い期間だったけど、ものすごく凝縮されていた。

みんなもがいてる、みんな悩んでる、だからみんな他人に対してとっても優しくなれる。誰かの小さな進歩が自分のことのように嬉しくなる。プライベートな問題をみんなとシェアするオープンさ、思わず溢れる感動や葛藤の涙に対して感謝の気持ちを持てる寛大さ、人生ってなに?私たちはどこに向かっているの?アタマばかりが先走ってココロが置き去りだよ、夢が示唆する過去のわだかまりに対する問題提起への気づき、本当にやりたい事と仕事の間の葛藤、自分自身を感じることの戸惑い・・・いろんなアレコレがみんなの中で、嵐のように(実際初日は台風でしたね!)たち現れてたなぁ、こんな沢山の愛情と共感をシェアできたのって、スゴイよね。みんなに本当にココロからありがとう、の気持ちでいっぱい。感極まって、毎日泣いてました、私(笑)

いずれにせよ、偶然出会ったエサレン、ですが、今回の合宿でその巣晴らしさと奥深さと、なによりそのスピリチュアリティにぶっ飛ばされました。ちょっと、これからの私の人生に深く関わっていくと思います。

ブリータ先生、オーガナイザーのSちゃん、主催のAカンパニーさん、そして一緒に愛をシェアしたみんな、ほんとうにありがとう、ラブです :)







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Last updated  2006.10.11 15:02:39
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