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体調を崩して思いがけず今年の夏は病院で過ごすことになってしまい、戻ってきたら一番良い季節は終わっていたけれど、ヨーロッパの秋を楽しまなくちゃと9月はローマとフィレンツェに行ってきました。10月はパリとプラハに行ってきます。ロンドンからはどこへ行くにも大体飛行機2時間程度。ヨーロッパに住む魅力のひとつは気軽に他国へ旅行に行かれる事。フライトの遅延や小さなハプニングはあるけれど、それにも段々と慣れてきて腹も立たなくなってきました。 突然決めた週末を利用してのローマ旅行でしたが、街中のあちこちにそびえ立つ遺跡に感動しました。幼少期に一度来た事はあるけれど、○十年経って再び見る風景は見え方が全く違う。時の流れを感じました。 カトリックの総本山のバチカン市国。偉大な芸術家であるラファエロ、ミケランジェロらが携わり、今から300年以上も前に完成したサン・ピエトロ大聖堂へ(写真)。システィーナ礼拝堂でミケランジェロの「最後の審判」、「天地創造」を見ました。この絵が描かれてからこれまで何万人、何億人の人がそれぞれどんな想いでこの絵を眺めたのだろう。 私はこの絵を見ながら、人生の長さは分からないから、自分の心の声に耳を澄まして、会いたい人に会って、行きたい所に行こう。自分の信じる道を、正しいと思う方法で進んでいこう。と、考えました。 入院中にお友達になった方がご自分の画集を送ってくださって、そこに「みんなほんの少しずつ助け合って生きているから、きっと大丈夫ね」とありました。 ほんの少しずつ助け合って生きる。 気持ちがほっこり温かくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.06 06:13:39
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