アンニュイ日和♪

そんな矢先、数日前に、私も考えさせられる出来事がありました

娘エネコの発表会ももうすぐで、出し物を今、園で猛練習中です

役は５、６種類くらいあるらしく、数人ずつに分かれます

数週間前に、役決めがありました

エネコは一番やりたかった役Ａは、やりたい子が多かったため立候補せず
役Ｂに手を挙げ、そこでジャンケンに負けてしまい、結局Ｃという役になりました

最初は不本意だったみたいですけど、でもだんだんＣの役を楽しんでやるようになり
でも練習の話を、楽しそうにしてくれてました

ところが先日、エネコが嬉しそうに私に言ってきました

「おかあさんエネコ今日ね、発表会の役ＣからＡに替わったの」

Ａの役は５人でやるらしいのですが、一番出番も多いので、親バカ全開の私も
最初は、先生ありがと～～よくぞＡにしてくれましたっ　(心の声)
なんて、単純に喜んじゃってました

いきさつを尋ねると、先生から、『とあるＡ役の子と、役を交代して欲しい』と、言われたとの事

そしてさらに詳しく話を聞いたところ、その子はエネコと役を交代しないかと
先生の方から打診されたみたいなんです

それって…この交代した子は、どんな気持ちだったのかなぁ…

年中さんともなれば、プライドだってあるはずです

もちろん、もし本人が替わりたかったのならいいのですが、
本当は頑張って、Ａの役を全うしたかったんじゃないのかな

その子のおかあさんだって、最初は我が子から、役Ａって聞かされてたのに、
途中でＣに替わったって知ったら、どんな気持ちかなぁ

そう考えたら…ちょっと複雑になっちゃいました…

でもエネコは念願だった役Ａができる嬉しさで、でも張り切って練習してます

大きなお世話かもと思いつつも、先生にそれとなく尋ねてみようかとも思ってましたが、
私…それを見てやめてしまいました…

やっぱり私…親バカ…

発表会の出し物はクラス単位なのですが、担任の先生方も毎年、必死なんですよね

発表会は１年間のうちのメインイベントであり、陰の司令塔と名高いお局先生から
高～い完成度を、要求されます…

ナエトル(息子)の発表会の時も、担任の先生は終わった後、
ホッとしたのか、感極まって号泣してました

なかなか色々と難しいモノがあります

こんな話も聞きますよね

最近の運動会では、徒競走は手を繋いでゴールするところもあるとか

そんな学校本当にあるの～～～

ナエトルの学校は、そんなふざけた学校じゃなくてよかった

ナエトルは、徒競走では見事ブービーだったけど、
それでも、手を繋いでゴールよりはマシ

頑張った、頑張ったっ

こういう小さな挫折や悔しさだって、成長のためには絶対必要と思うし…

以前、弘道お兄さんも、こんな話してました

“おかあさんといっしょ”の収録に、子供が熱があるのに、
このチャンスを逃してたまるかとばかりに、参加させてしまうお母さんもいるそうで…

そういう話聞くと…何だか子供って、親の所有物かマスコットみたい

なんか違うんじゃないかなぁ～と思う事、近頃多いですね～

品格…学校では教えてもらえないけど、とても大切な事だと思いました

私も、親バカではあっても、バカ親にだけはならないよう、これから気を付けねばっっ