「ホームアローン」

2006/12/11

(18)

息子ナエトルは、極度のビビリです

３、４歳の頃は特に大変でした

当時集合住宅の社宅住まいだったんですが、母がちょっと集合ポストに行くのもダメ

お隣に回覧板回しに行くのもダメ

今はさすがに数分なら待てますが、それ以上のお留守番となると、

「オレも行く～」

もうそんなこんなで、お留守番してもらう機会もめったにありません

そこで先日録画した「ホームアローン」を、見せてみました

ご存知の通り、８歳の男の子が成り行き上、お留守番をするはめになり、
最後は泥棒をも撃退する、というコメディです

主人公ケビンは８歳、ナエトルは７歳

映画とはいえ、こんなにも~~怖い者知らず~~勇敢な子だっているんだよ
って事を、ナエトルにわかってほしかったんです

我が家にも、約２年前に泥棒に入られて以来、
憶病にさらにいっそう拍車がかかってしまったナエトル…

鉢合わせこそしませんでしたが、警察が何人も調べに来た姿が
幼心にも、とても強烈な出来事だったようです

そんな訳で、ストーリー的にちょっとまずいかな～と、一瞬よぎりもしたんですが、
えーいっここはいっちょ荒療治だっ
と、思い切って見せたところ、
とても楽しかったみたいで、大笑いして見てました

見終えた後の、清々しいナエトルの顔を見て、
おっこりゃお留守番もこれからイケるかなっと思い、
期待しながらナエトルに聞いてみました

「どうこれでこれから少しはお留守番もできそう」

「ううん～」

「え～っなんでよ～」

「だってケビンは８歳じゃん。オレまだ７歳だよ」

「…」

ヘリクツ言ってんじゃねぇぇぇぇッ

８歳も７歳も、変わんないんだよッ

おのれ～っ、８歳の誕生日来た日にゃ～覚えておけよッ