アンニュイ日和♪

アメリカで今、物議を醸しているニュースがあります。

脳に障害があるため寝たきりの、現在９歳のアシュリーちゃん。

その両親が、子供の成長を止めるための治療を施したとの事。

具体的には、・子宮の摘出　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ・薬によって身長を制限する
　　　　　　　　　　　　　　　     　・乳房も発達させないようにする

これは“アシュリー治療法”と名付けられ、
後にブログを立ち上げた両親によって、全米に知られる事となりました。

ブログの書き込みのうち、同じように障害を持つ親をはじめとする９割が、
家族の決断を支持しているのだそうです。

アシュリーちゃんの両親が、この選択をした大きな理由。

それは今後大人に成長したら、まず介護がだんだんと困難になる事。

そして今のように、家族がアシュリーちゃんを抱えての
旅行や移動が不可能になるため。

それと、家庭での介護が困難になり、施設などに託した場合にも
この治療によって性的虐待を回避できる、との事でした。

実際のこの両親の立場ではない私が、きっとここで何を言っても
きれい事になってしまいそうなので差し控えます。

この事を取り上げていた、フジＴＶ系朝の情報番組とくダネで
日本国内で同じ様な立場の、とあるお母さんにインタビューしてました。

映像の娘さんは、やはり寝たきりでしたが、既に成人なさってました。

「娘の体がだんだんと丸みを帯びてきたり…と、日を追う毎に

体の成長を見せてくれて、その事が私の楽しみなんです」

はっきり覚えてる訳ではないので、ニュアンスで読んで下さいね。

でもこの初老のご婦人のお話、とても印象的でした。

きっと、口には出さないご苦労もおありでしょうに、
こんな風に考えられるお母さん、とっても素敵な方ですよね。

それと昨夜、キンキの堂本光一クンがＭＣの「ジェネジャン」
という番組を見ました。

この番組は、世代・性別の違う色んな立場の人が
様々な社会問題について討論する番組です。

そこに、泉明日香さんという、１４歳の
最年少グラビアアイドルが、お母さんと一緒に出演してました。

私も昨日初めて知ったのですが、もしご存じない方、
この子のサイト行っていただくとわかりますが、どうやら、
Ｔバックでの過激なポーズが、彼女のセールスポイントのようです。

過激な撮影のため、やはり危険が伴うとの事で、お母さん自ら
個人事務所を設立し、彼女の安全を守っているとの事。

この事についてのスタジオの反応は、皆さんのご想像のとおり。

１４歳というまだまだこれからこの時期に、この子は今はもっと別に
やるべき事があるのではないだろうか、という旨の意見が殆どを占めました。

私自身は、この子に対してどうこうというより、やはり
同じ娘を持つ立場として、このお母さんにどうしても着目してしまいました。

この親子、何が目標なのかな？

お金？

スターへの道？

親が子供にしてあげられる事って、一体何でしょうね。

色々とこちらも考えさせられる、２組の親子のお話でした。