カテゴリ:日常
今日はやっと休みが貰えたのですが
今年最高のクジ運で引き当てられてしまった 「検察審査員」として、裁判所出頭の日でした。 たまたま今日は刑事事件の公判があっていたため その傍聴をしましょうということになり 私としては人生2度目の裁判傍聴。 初めて傍聴したのが「殺人死体遺棄事件」 今回のは「暴行窃盗事件」 初の傍聴の時は検察官の人がずっと調書(?)を 延々と読み上げるだけのものだった上、 その内容も「甲」とか「乙」とか 聞いててもちんぷんかんぷんだったので 途中意識朦朧としてあまり覚えてません。 しかし今日の公判はまさにドラマで見るような 裁判の一場面な感じ。 検察官、弁護人、裁判官から 被告人やその家族へ対して色々聞かれてました。 聞いていると胸が痛くなるような内容ばかりで 眉間に皺をよせながらの傍聴となりました。 人間一人で生きているわけではないんだな~っていうのを ひしひしと感じましたね。 平凡ながらも他人に迷惑をかけず まっとうに生きていこうと心に誓ったのでした。 平成21年5月から始まる予定の「裁判員制度」 「検察審査員」と同じで選挙権を持つ全ての国民から クジでの選出方法になるとの事でしたが もしこの「裁判員」に選ばれたとしたら、 今日のような公判に立会い、被告人に対して 「有罪」か「無罪」かを実際に判断しないといけないのです。 人ひとりの人生をも左右するんですよね。 本当に他人事ではないんだな~と思います。 かなり怖いですよね~。 「検察審査員」としてもおそらくこのまま行くと 一旦不起訴になった事件に対して 被害者による異議申し立てが行われなければ 何も審議することもなく任期を終えそうですが、 もし意義申し立てがあったとしたら、 もし審議で起訴相当となったとしたら、 被告人に対して直に判決することは無いにせよ、 裁判にもなるわけですし、そして有罪判決がでるかもしれない そう考えると間接的にでもその被疑者の人生をも 変えてしまう重要な役割を担っている訳で、 あらためて仕事の重みを感じてしまうのでした。 どうか7月末までの任期。無事終わりますように… そしてどうかこのクジ運がここで終わってくれますように。 そう願わずにはいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/03/08 05:45:19 PM
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