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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ネパールでの毎日
日本から帰ってきてからは本当に毎日忙しくて、師走って感じでした。
24日に発売開始したCDのレコーディングが土壇場になっても終わってなくて、レコーディングに行ったり、24日のCDリリースプログラムで演奏する曲の練習のしに行ったり、レストランの雑用に走り回ったりと、本当に忙しい年末でした。 無事にCDも出来上がり、プログラムも終わり、一安心です。 実はこのCD、メンバーは4人いて、メインは私ではないのです。 この企画が持ち上がったのは4,5ヶ月前のこと。 私のタブラーのグルジ「アチュット先生」が、ネパールでただ一人シタールのリペアの出来るシタリスト「ラムサラン先生」の為にCDを出そうとこの計画が始まりました。ラムサラン先生は昔はキングから呼ばれて演奏したり、ハイヤットなどのホテルで演奏したり、ラジオ、テレビでも演奏したりとかなり売れっ子のシタリストだったようですが、シタールのリペアを始めてから徐々にリペアの方が本業のようになっていってしまい、忘れ去られた存在になってしまったのです。 で、私のグルジ、アチュット先生がラムサラン先生の演奏はまだまだ衰えていないし、すごいんだぞというのを発表する為に始まったレコーディングなのです。 CDとなると、当然色々な人が聞きます。インドクラシックだけではかなり重苦しくなってしまうということでネパールのフォークミュージックも入れることになり、サーランギも一緒に入れることになりました。 で、どこをどう回ったのか、日本人ミュージシャンを入れろということになり、私に声がかかったというわけです。 で、結果的にはメインのラムサラン先生よりも外人の私の方がめだってしまい、本来意図していた方向とは全然違う方向へ行ってしまったCDリリースのプログラムでした。 新聞社もテレビ局も外人がいれば外人にスポットを当てるのは当然の事。グルジにもそのことが十分分かったでしょう。 でも外人である私が入ったおかげでCD買う人もいるかな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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