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皆さんには意外と知られていないが、
建築士の仕事は「設計」というより クライアントの代理という側面が非常に大きい。 建築に対して知識の少ない建主(オーナー)にかわり、建主が持っている希望の建物のイメージを絵や模型で表現し、確認してもらい、そのうえで実現する。 これが一般に認識されている職務だと思う。 しかし、実際はもっと重要なことがある。 それは施工者(工務店・建設会社)が建主の要望と設計者のアイデアを落とし込んだ設計図に従い、ちゃんと作っているかどうかをチェックする役目を持っているということだ。 こういう風に言うと施工者の敵のようだが、決してそうではない。 施主は出来るだけ安く作りたいし、その反対に施工者は出来るだけ効率よく利益を上げようとする。 すなわち、むやみに値引きしていては儲からない。 こうした背反する関係をもつ2者の間に立ち、双方の言い分を噛み砕いて双方につたえ、良好な関係を持ってもらうようにすることも重要な役目だ。 とはいっても、顧客の方が知識的にには圧倒的に弱い立場にいるので、設計者、施工者の両者は常に顧客本位で考えなければ、良いものなどできっこない。 (「そんなんじゃやっていけない」という人もいるが、そんな人に建築に関わる資格はない。清々堂々やっても十分利益は出るはずだ。) 間違ってはいけないのは、この点だ。 設計者は中立的なポジションで仕事をしているが、顧客本位の精神が必要だ。 中立の場にいながら顧客本位の精神を持たず、企業と結託して利益を取ろうとする人間もいることを忘れてはいけない。 また企業と関係を持っていても顧客本位の姿勢を貫いている人もいることを忘れてはいけない。 大事なのはその人のポジションではなく、使命感や心の問題である。 ※金融の世界ではファイナンシャルプランナーがいるが いくら金融機関に所属していなくても、必ずしも 顧客本位であるとは限らない。 さて、今日のランチは・・・ 日経新聞に取材を受けてしまい一面に名前が出てしまう日本一の与信管理コンサルタントの 伝説のサーファーさん http://plaza.rakuten.co.jp/surflegend/ にお誘いいただき、 会社にお邪魔した。TBSのすぐそば、とてもいい場所で綺麗なオフィスだった。 新しい不動産ビジネスについていろいろとブレストした。 おいしいお昼ご馳走様でした! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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