いわば自己分析ですね。

でもここで言いたいのは
性格は温和とか、凝り性とか、あきっぽいとか
そういった類のものではありません。

自己の分析というよりも
自分の過去といいますか、歴史と
何ヵ月後、何年後のこうありたいという自分、
未来ですね、
これを考える、分析するということです。

現在という「点」で考えても
おそらく、実際に何かが分かるということはない
そう考えて間違いないでしょう。

人に歴史あり、そして誰しもが、無意識にでも
明るい未来を描いているはずです。
過去～現在～未来という流れは生きているのですから
誰にでもあるのです。

現在の自分を否定的に捕らえる人がいます。
「俺には無理だよ」
「私にはなれっこない」
「きっとうまくいかない」
「もういいんだ」

結局は意識的に良くない未来を描いているわけですが
こうした人は、今の自分が嫌い、認めないという
なにか、自身の才能や人格を否定しているように感じます。

でも否定しているのは、失敗した過去なのです。
今の自分を否定している人は実はいないのです。

今の自分が好きだといえる人は
過去を認めていて、
いい経験、失敗、全てひっくるめて
今の自分があると。

けっして、金メダルをとったひとだけが
自分のことを好きなわけではないですよね。

もうお分かりかと思いますが
今の自分が嫌いな人は、何か新しいことを始められません。
こっぴどく失恋した人が恋愛に消極的になるように。

自分を考える時、未来を考える時
過去を肯定しなくてはいけません。
失敗も成功も全てひっくるめて。

だから失敗がこわくない・・・なんとかなる
なんとかなってきたじゃないか。
と思えるのです。

自分に対して自信がなかったり、否定的な人は
まず自分の過去が本当に酷いものだったのか？
必ず、小さくても何かをやり遂げたり、人に感謝
されたりしたことはありませんか？

自分を分析するということは
今までとこれからを考えるということです。

そうすれば「売れる自分」が見えてくると思います。

成功した人の多くが自分の過去の良くない部分をクローズアップします
そして、そこを乗り越えたことをセールスポイントとして。
分かりやすいですから。

結局は無意識にそうしてきた人に
信頼がついてくるということなのでしょう。

まずは自分のストーリーを考えましょう。