トイドローン「Mavic Min」を3ヶ月弱使った感想
ずっと日記を投稿していなかったので、近況を綴りながら、今使用しているトイドローン「Mavic Mini」を3月弱使用した感想など書いてみたいと思います。新型コロナウイルスの影響により、参加予定となっていた3月の試合は全て中止で全滅。6大会が流れました。スポーツセンターや体育館が軒並み閉鎖する事もあり、試合だけではなく練習もなかなか出来ない状況です。とは言え、参加出来そうな練習場所を探してちょこちょこ練習させて頂いております。盆太鼓は、オフシーズンの月に1回の練習会を3月にも開催する予定でした。でも練習は狭い部屋に5~6人で集まり、防音のため扉を閉め切って行います。あまり良い環境ではないので、中止する事にしました。4月からはスワンホールの音楽スタジオでの練習が始まる予定ですが、状況次第では利用不可になるリスクもあると思っています。という暗い現状は置いといて、昨年末に購入したトイドローンの話題です。結婚記念日の翌日、12/4に注文したMavic Miniが12/26にようやく届き、暫くはリビングでテスト飛行しか出来なかったのですが、ようやく元日に屋外初フライト。それから屋外、屋内で何度かフライトしています。これまで購入したトイドローンがいくつかありましたが、ほとんど手放しました。もうMavic Miniがあれば全く必要ないからです。(1)901HS マイクロドローン。屋外では絶対に飛ばせません(飛ばしたことありません)。 ドローンの操作を覚えるのに役立ちました。メルカリで売却。(2)VISUO XS809HW 形に惚れました。オプティカルフローもGPSもなく、パワーも弱いので風に逆らって 飛ばすのが非常に難しかったです。 調子に乗って高度を上げ、電波が届かなくなり彼方へ飛んで行ってしまいました。 ロスト。(3)VISUO XS809HW(2機目) 予備バッテリーやプロポ、キャリイングバッグまで購入したのに機体ロストで無駄に もったいないと思い、同じ機体を購入。 電波ロストで操縦不能になるのが恐いので恐る恐る飛ばしていた印象です。 4機目を購入した事で飛ばす事がなくなりました。メルカリで売却。(4)Hubsan H216A X4 DESIRE PRO 初めて購入したGPS搭載機。屋外での安定性が良く、私が持っていた機体では Mavic Miniの次に安定していました。屋内はGPSが届かないので不安定でした。 屋外限定の機体です。 機体とコントローラーを接続するのではなく機体とスマホを接続し、コントローラーは スマホとBluetooth接続するという方式でした。 期待とスマホの間にWi-Fi中継器を設定すると接続距離が伸びたので高度150mでも 電波は充分届きました。電波ロスト時も離陸地点まで自動的に帰還するので、GPS機の 魅力を感じる機体でした。 ネックはとにかくモーターの寿命が短い事。夏場に連続で飛ばしていたら焼き付きますし 少しプロペラが障害物に接触したら焼き付きます。 何度もモーター交換させられて維持費が掛かった印象です。 最終的にモーター交換中に基板を焼いてしまい、新しい基板を購入するも規格が新しく 変わっていて合わず、何故かバッテリー警告が出て離陸できないという状態になって しまいました。飛ばせなくなってお蔵入り。メルカリで売却。(5)XT175 Fairy コンパクトで、ハイパワー&高寿命のブラシレスモーター。GPSだけではなく、屋内でも 安定するオプティカルフローセンサー付きのトイドローンが出たという事で 飛びつきました。カメラも手動ながら角度を変えられます。 屋内でも屋外でも比較的安定した飛行性能でしたが、電子コンパスなどのセンサーが 衝撃や磁気などの影響で狂いやすく、それを正しく戻すにはPCのアプリケーションで キャリブレーションする必要がある、というデリケートな機体でした。 キャリブレーションを行うスマホアプリも一時期ネットに出回っていたので ダウンロードして使いましたが、どうも正しく設定出来ない事があり、センサーが狂うと 急に流れて行ったり「トイレットロール現象」という、円を描くようにぐるぐると 回って安定しない飛行をしてしまうというのが厄介でした。 また、初期不良でプロポの電波が全然届かず、少し離れると電波ロストで戻ってくる 状態でした。仕方がないのでプロポではなくスマホで操作していましたが、スマホだと 高度18.5m以上は高く飛ばせない制限が掛かっているので高高度での空撮が出来ず 残念でした。 最後はセンサーが狂っている時に飛ばしてしまい制御不能になり、戻そうとするも 一歩及ばす川に着水。そのまま沈んでロストしました。(6)XT175 Fairy(2機目) 初期不良はなかったのでプロポで飛ばしています。 それでもアンテナはチープなようで、50~60m離れたら電波ロストしてしまいます。 センサーさえ狂っていなければ、GPS機なので自動帰還しますので安心感はあります。 機体が揺れると画像が揺れるので、静止画しか閲覧に堪えないのはこれまで購入した トイドローンに共通するところです。 Mavic Miniを購入しても、未だ手放さず保持している、唯一の機体です。過去機体は写真付きで一度日記を書いています。https://plaza.rakuten.co.jp/acknight/diary/201905120000/(7)Mavic Mini 現時点で文句の付けどころのないトイドローンです。 オプティカルフローセンサー及びPGS付き。屋内でも屋外でもピタホバ。 ブラシレスモーター。動画のブレがない3軸ジンバル機構。コントローラーからカメラの 向きを変更可能。2.7K(30fps)の動画が撮影可能。 アーム折り畳み式の格好良いデザイン。1年間の機体保証付き。 敢えてマイナスを挙げると値段が高いという事ですが、性能を考えると致し方ないと 思っています。 このトイドローンが優れているのは、専用アプリ「DJI FLY」にも表れている各種設定や 警告などの、細部まで作りこまれた機能だと思っています。 飛ばそうと思っている場所が飛行禁止区域なのか高度制限地域なのか等を自動判別し 警告を出してくれたり、強風警告を出してくれたり。 ジンバルの移動スピードや、可動範囲、など細かに設定出来ますし、効果的な動画撮影を 自動的に行うクイックショットも何種類か用意されています。 他にも書ききれないほど、これまでのトイドローンにはなかったきめ細かな設定や 安心設計が付いており、さすがワンランクもツーランクも上の機体だと思わされます。 https://www.youtube.com/watch?v=sFPHnV3Vie0&list=PLvy2MLQAedQcqg8otHDk1teIqUuuzopzQ&index=18これからトイドローンを始める人は、まずは操作に慣れるために安価なものを購入し、最終的にはMavic Miniを購入するのが最善だと私は思っています。空撮目的の場合です。レーシングドローン目的や、撮影より飛ばす楽しみを味わう、のような方向性の人はまた基準が変わって来ます。