あーち丸の日記♪

今朝も検温・血圧でスタート。
早起きも大分慣れ、看護師さんが来る前から目が覚めるようになった。
そしてまたまた、点滴。点滴自体は、まだ良いのだけれど
点滴の始めと終わりに『液』を入れるのがイヤ。ヂクヂク痛い。

朝ごはん。またしても重湯＆クズクズおかず。
食べようと試みるがやっぱりダメ。飲むヨーグルトは飲めた。

昨日よりお腹の痛みが薄れた気がする。
しかし、肩がとても痛い。普段から肩こりは酷いが
そんなのとは比べものにならないくらい痛い。
でもこの痛みは術後あるからと先生に聞いていたので心配はしなかった。
…にしても、めちゃくちゃ痛い。

久々に『さくらももこ』のエッセイを読んでみる。
まること父ヒロシのくだらないやり取りに、思わず大笑いしてしまった。
しかしこの『大笑い』が失敗した。
お腹に響いて非常に痛い！笑いを堪えるとよけい笑ってしまう！
くしゃみも激痛だけど大笑いもかなり痛い。
こんな時に『この本』は体に毒だ。

万田久子似の看護師さんがホットタオルを持ってきてくれた。
今日は自分で体を拭く。
体は拭いているからそうでもないが、頭の方がいよいよ限界。
点滴をしているときは、看護師さんが洗髪してくれるってことだけど、
そんな気配は一向になさそう…。自己申告なのかしら…。
アタシは何気に小心者なので自分から『洗ってください。』とは言えないのだぁ。
もう少し我慢しちゃおうかな…。

体を拭いてすっきりした後、歩いてみる。
昨日よりも大分楽に歩くことができる。お腹の傷も回復しているような気がした。
でも、気になることが…。
相変わらず、排尿痛はなくならない。終わる時のツキーーンとした痛みが怖い。
それと出血。昨日の看護師さんの話では、
下着がうっすら汚れる程度の出血は、あるとのことだった。
確かに昨日はそんな感じだったけど、今日になったら
真っ赤な血がポタポタ落ちるほどの量になっていた。やだ！何で?!
看護師さんにそのことを話すと排尿痛は心配ないとのことだが
出血に関しては、変だな～と言っていた。先生に確認するとのことだ。
…どうしよう。やっぱり異常なんだぁ。怖いよ。

午後になってお義母さんが来た。なぜかお義母さんのお友達(近所の人らしい)も来た。
巨峰やみかん、剥いた梨を持ってきてくれた。
梨、凄く食べたかったけど、まだ我慢だ。
でも来て少しすると回診となったので、あまり長い時間はいなかった。

回診は初めて見る女の先生だった。
「どうですか?」と、聞かれたので出血のことを話すと、ちょっと考えて「大丈夫」との事。
…ホントに大丈夫なのか…。
お腹を見せると傷付近をギューギュー押された。少し力を加減して欲しい。
女の先生って、なんとなく苦手。
「そうだ。便は出ましたか?」
便ですと?！アレだけ下剤＆浣腸責めをして、
食べ物を食べてないのだから出るわけが無い！
「出る人は出ますよ。…下剤出しましょう。」
えぇぇぇーーー！イヤだ！飲みたくない！というか飲めませ～ん(泣)。
どうにかお願いをして一日だけ猶予をもらった。
なにがなんでも明日までには出さねば!！

看護師さんが来て点滴を取ってくれた。
夕食後にまたやらなきゃいけないから針は抜けないけど、
その時まで、とりあえず左腕は開放となった。
両手自由ぢゃん！…ということは、頭洗えるんじゃないか?!
でも、洗髪室に行って洗うの、ちょっとイヤだな。
小心者だから「洗髪室を貸してください」って言えない。
風呂場で洗うのは、びちょびちょになりそうだし…。
う～～どうしよう！ここは勇気を出して洗髪室を貸して欲しいと言うか…。
…ん？まてよ。洗面台は？？
洗面台自体小さいけど、お湯出るし、
シャワーは無いけど蛇口はキッチン用みたいに高さのあるものだ。
看護師さんも当分来なさそうだし…。これはチャンス!
やはりちょっと洗いづらかったが、3日ぶりの洗髪はとっても気持ちよかった。
この時も『個室』に感謝。

久々のサラサラヘアーに気を良くし、「洗濯」にもチャレンジしてみる。

夕食の時間。
ようやく普通のご飯が出てきた～。
お魚、肉じゃが、おひたし、ご飯とお味噌汁。
おいしい。でも、全部食べることはできなかった。

食事の最中、お父がきた。
仕事でどこかに行ってお土産に巨峰を買ってきてくれた。
30分後に、仕事を終えたお母も来てくれた。
昨日、ご飯が食べれないことを電話で話したら今日仕事帰りに日本橋三越で
『錦松梅』を買ってきてくれた。うれしい。

両親が帰って、まったりしているところに看護師さんが来た。またしても、点滴だ。
やっぱり点滴の前の液を入れるのが痛い～～。

そして、主治医のＷ先生が来てくれた。
不正出血の説明に来てくれたのだ。
説明によると、卵巣嚢腫の嚢(ふくろ)を取った際、黄体も一緒に取れて
頭が『生理だ！』と思って出血することがあるらしい。心配しなくていいとのことだ。
こうやって説明してくれるととてもに判りやすい。
「私は明日休みだから、何かあったらＣ先生にお話してください。」
と言って先生は帰っていった。

9時の消灯時間になりベッドライトだけ点けて、テレビを見ていると
少ししてダンナが登場！
なんでこんな時間に！面会時間は8時で終わりのはず。
看護師さんに注意されなかったかと聞くと、何も言われなかったそう。
なんだかんだと10時くらいまでいてしまった。
帰りナースステーションの前を通って帰るので、その時こそ看護師さんに注意されると思いきや
何も言われなかった。面会時間なんてあってないようなものなのか？！
それとも、これも『個室』だから多めに見てくれているのか？！
そしたらやっぱりこれも『個室』に感謝だ。