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カテゴリ:コミュニケーション
雨の日曜日の永田町、寒いし靴はビチョビチョになるし、テンション下がりぎみの中、
基調講演やワークショップを通して新たな視点を得たり、コーチ仲間に会って、 エネルギーチャージとヴァージョン・アップできることに期待して参加してきた。 キーワードのシェアとしては「コーチング・イン・コンテクスト(Coaching in Context)」、 「オントロジカル・コーチング」が私に残っている。 「コーチング・イン・コンテクスト」は「今、その場の状況・環境でそれに合わせ、活かした コーチング」と解釈した。言語教育で直接法、ナチュナル・アプローチ、第二言語習得理論に 通じていて現場経験があれば「ふ~ん、もちろん、そうでしょう」ってところだが、 基調講演の後、数人の仲間とシェアしたが、それは伝わってこなかったとのこと。 学者の名前と理論名がたくさん並んでいて、しかもその内容についてのシェアがなかった (その場にいた皆が知っているものとして)ため、誰に向けて?少なくとも自分に向けて 話されているとは私の仲間は受け取れなかったとのこと。 私もビジネスや経営学についての知識はそれほどないので、教育・発達・成長・学習のアプロ ーチとリンクさせて聞いていた程度で、学者の名前や理論については初耳のものがほとんど だった。 ただし、学者の講演の場合、レジュメや参考資料で補足されているので、後で興味があれば 自分の知的好奇心を働かせて、たどり着けるようになっている。アナライザーにはうれしい! 形式が取られている。 一番伝えたいこと、その場にいる人間と何をシェアしたかったのかが弱かった講演だった。 「オントロジカル・コーチング」はコーチングで「Emotion とMood(言語学用語)」、 「Body」と「言語」にアプローチしていくかという、私にとってはとても興味深いアプローチ だった。 「オントロジカル・コーチング」は昔からある「哲学(実存主義)」「言語学」「武道」など いろいろな学問のアプローチを取り入れて「人間の存在・本質にフォーカス」して学習変化を 自然に促すアプローチ法で、自分で自身中で起こる変化、とりわけ「感情やムード(ここでい うムードは「場やその人の気持ちにあった言い回し」)」、「身体」について客観的に捉える ことを扱うコーチング。 感情・心理を扱うのは「カウンセリング」「セラピー」など治療行為としてのアプローチ、 マイナスの状態からゼロリセットするものしかないのかと思っていたところで、このアプロー チの視点が得られたことは非常にうれしかった。 ワークショップの分科会が1時間程度しかなく、来年の活動にご期待くださいで終わったのが 残念だった。 「オントロジカル・コーチング」についてもう少し調べてみようと思うので、またシェアでき たらと思います☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月30日 23時01分06秒
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