「濃いぃ~~~い展覧会」を見に行って来た
暑い夏が続く中、思わぬコトでお出かけもままならないアタクシ。溜まる一方のストレス発散と、心の平穏を求めて、あまり足を踏み入れたくない川向こうの大都会まで行ってきましたわ。国立新美術館只今「オルセー美術館展」開催中 メトロ直結出口使ったから、有名な国立新美術館の建物ちゃんと見なかった(・_・;)もう暑くてたまらんしね。。。外に極力出たくないもんね~~ヽ(TдT)ノで本題に入りましょう「オルセー美術館展」はコレが初めてぢゃぁございません。。。。らしいです。良く知らないけど。。。(・_・;)今回は「印象派の誕生 ~描くことの自由~」てなタイトル通り、マネ・ピサロ・セザンヌ・ルノワール・ドガなどの巨匠の名画84点が来日したそうでございます。 ナンタラ美術館展なるもの、名作が何点かあり、あとは付随して来日。ってな感じが多いんだけど、今回はどれをとっても名作ばかりの濃いぃ~~い内容でございました。 およそ美術に縁のないアタクシでも、とんと美術にキョーミの無い方でも、美術や社会の教科書、股は資料なんかでお目にかかったことのある作品ばかりでございます。ジャン=フランソワ・ミレー 《晩鐘》 1857-59年 油彩/カンヴァス 55.5×66cm ©Musée d'Orsay, Dist.RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMFアレクサンドル・カバネル 《ヴィーナスの誕生》 1863年 油彩/カンヴァス 130×225cm ©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMFフレデリック・バジール 《家族の集い》 1867年 油彩/カンヴァス 152×230cm ©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF 一生のうちにそんな名作を実際に見れるなんて、感動ものですわ。クロード・モネ 《サン=ラザール駅》 1877年 油彩/カンヴァス 75×105cm ©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF エドゥアール・マネ 《ロシュフォールの逃亡》 1881年頃 油彩/カンヴァス 79×72cm©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF 世界でイチバン有名な少年と言われるマネ作の「笛を吹く少年」エドゥアール・マネ 《笛を吹く少年》 1866年 油彩/カンヴァス 160.5×97cm©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF 2次元的な色の重ねなのに、少し離れてみるとその少年が拭く笛の音色まで聞こえてきそうな3次元の空間を感じる、オソロシイほどの絵でございました。 ちなみにアタシの頭の中で聞こえてきた少年の笛の音色は幕末に官軍が行進しながら奏でていた「宮さん宮さん」の前奏曲でございます(笑) 圧巻だったのは、日本初来日。。。っつーより、フランスから一度も出たことのなかったモネの大作「草上の昼食」でございますよ。クロード・モネ 《草上の昼食》1865-66年 油彩/カンヴァス 418×150cm(左) 248.7×218cm(右)©Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMFな。。。何とどデカいw(*゚o゚*)w 木漏れ日の中ピクニックで寛ぐ貴族の皆さま。 優雅な時間と爽やかな風が吹いてきましたよ。 印象派の絵は色使いや題材が、女子向きなのでご婦人の観覧者が多かったですわねぇ。ルネサンスやバロック時代の宗教画や歴史画も見てて飽きないですけど、やっぱり印象派の柔らかい色使いには惹かれますわぁ。 だって女子ですもの(^_^)v 「オルセー美術館展」は10月20日まで開催されるそうでございます。やっぱり生で見るのは違う!! もう一度会いに行きたくなる、内容の濃い展覧会でございまし。注:展示室をモチロン撮影するなんてできませんので、本日の画像はすべて借り物でございますm(__)mあこの日々のヨロコビとなります毎日ポチッとヨロシクね