ドビーの通学路、学校前は桜の並木道が続く。今は葉がレースのように食われていて、足元は毛虫のう○こ道。昨日の雨でフンはもろもろと崩れ、コンクリの歩道がまるでアンツーカーコートのようになる。たまにムチムチぶっくりと育った毛虫本体がおちていることもある。ひえ~~この道、サンダルで歩きたくないよ。頼む、ドビー、頼むから歩道の土(にみえるもの)を扱わんでくれ~ぃ!
しかし今日、気がついてしまった。どうしてこんなにこの道が爽やかなのか。このニオイはなんだったのか。
桜餅の葉っぱの、八重桜の塩漬けの、さくら湯の、あの甘酸っぱいような香りがあたり一面に漂っているのだ。この香りの発生源は、当然足元のう○こだと思う。さすがに地面に顔を近づけて確かめたくはないので、想像するだけだ。毛虫のお腹の中で消化されて、姿かたちは変わっても、桜の香りを失わない。これぞネイチャースピリット?自然の摂理?
まさかこの時期に、この香りに出会えるとは思わなかった。毛虫くん、一応ありがと♪でも木の上から落ちてくるのだけはやめてくれ!