一雨ごとに秋が深まる、というが、ここのところ、早朝の弁当作りが辛くなってきた。春眠だけでなく、秋眠も暁を覚えず、なのだ。
先週曇りが続いたものの、一日夜中からお昼にかけてどっぷりと雨が降った日に、夏の間放っておいたススキをはじめとする雑草を引き抜いた。もう雨が降ったら今しかない!と思えたのだ。おかげで手が痛くなったものの、45リッターゴミ袋に3つ分、雑草と剪定した枝葉の山が出来上がった。でも、今週これだけ雨が続くんだったら雨上がりの今日くらい、雑草も抜きやすかっただろうなぁ、と。使う力が半分なら疲れ具合も半分で済んだのに。
一昨日の雨の日(今年の金木犀10月4日開花)から、庭の金木犀が咲き始めた。町内に植わっている庭が多いので、窓を開けただけでむせ返るような香りがする。記憶の中で、この香りは大学の後期授業開始とリンクしている。放課後はピアノの連弾のサークルだった。ピアノ棟でのたわいないひととき。いや、定期演奏会にむけて必死になってた時期だったっけ。みんなどうしているかな。
懐かしい時代を思い出しつつ洗濯物を干した。