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カテゴリ:雑記・つぶやき
金曜は中学の成人教育セミナー。
この二年間、子どもたちが中学で継続して受けてきている体験学習がどんなものか、実際保護者にも体験してもらおうというものだった。 対人関係能力ともいえる、人間関係を構築する力を養おう、と南山大学の協力でいくつかの中学が取り組んでいるラボラトリ方式の体験学習、という触れこみだ。 地方ニュースでとりあげられたビデオを数分みて、すぐにその場の40人を5人ずつ8つのグループにわけて、すぐにスタートする。 各グループに与えられたのはまったく同じ課題。ねらいを事前にしっかり把握することがなにより大切だそうだ。そうでないとただの遊びになってしまう。 今回のねらいは、課題達成の際におこるさまざまな事柄に気付くことと、子どもたちが○ラボ、と呼んで楽しみにしている体験学習を親が実際体験することの二点だった。 ・チームとして課題を解決する。 ・断片情報が書かれたカードが30枚あるので、シャッフルして等分する。 ・それぞれ自分の情報を口頭で伝え合う。文字に書き写してはいけない。 ・課題はカードの情報を集めると解決できる。 ・各班には模造紙が与えられ、絵や単語など書き込むなどして、課題解決に有効利用してほしい。文章そのまま書き込むのはいけないが、他はどう使っても構わない。 ・制限時間は30分。 私たちの班は、三人が顔見知り、あとの二人が初対面。しかし、情報をなんとかまとめようとするエネルギーは素晴らしかった。あっという間に、絵地図をかかないといけないことがわかり、さっさと絵や文字を描き込んでいく。みんなで自己紹介しながら、楽しげにお喋りしながら、学生時代の仲のいい友人たちとわいわいやるように。 課題も解いて、その間15分。あとは、あなたがここを気付いたから、いえいえそちらが地図を描き始めてくれたから、とか。そのあとにふりかえり用紙というのに書き込むことも知らず、それこそお互いを誉め称えあった。 単純に楽しかった。でも楽しいだけでは終わらない。プロセスを思いだし、お互いの気持をさらけだしたり。自分の意見をいえたかどうか、他人の意見をきけたかどうかで5段階評価。一人ひとり、私は自分がこうだった、というとみんなもその人についてこう思った、と全員の感想を述べ合う。たまたまいい感じで終わったけど、この課題がうまくいかなかったときはどんなふうに話し合ってたかしら。 ふ~ん、学校でこんなことしてたんだ。ちょいと昔なら、ふつうに外でガキ大将にくっついてみんなで遊ぶあいだに学んだこと。でもクラスの雰囲気がよく、学校が楽しいと言って登校してくれるのは、とてもありがたい。(あと学校プリントちゃんと渡してくれたらもっと嬉しいな。ね?ペン次。) ちなみに、この実習のタイトルは「匠の里」。 機織の家を中心に東西南北に、竹細工、和紙、染め物、木工の家がある。それぞれの家にはシンボルツリーと動物の木像と川魚の養殖池があり、いろんな動物がやってくる。機織の家の木像は?イワナ養殖の家は?里の西に建つ家は?というのが課題だった。 私たちの模造紙にはかなりイラストいっぱいの絵地図が描きあがり、こんなところに住みたい~としみじみ思う出来映えだった♪写真撮れなくて残念! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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