(そのまた こっそり)
8月27日(月)祖母に会う。
電車乗り継いで行くつもりだったが、妹2が車で一緒に行かない?といってくれたので、
その言葉に思い切り甘えることにした。
朝早く妹2宅へお邪魔するため、実家を6時50分に出て、妹3に駅まで送ってもらった。
おそるべし、埼京線。
7時の時点で、武蔵○和の駅は乗車待ちの列がホームの幅より長くなって折り返している。
たしかに、駅周辺次々にマンションが出来ているけど、みんな東京めざして通勤じゃ、
いくら電車をふやしてもキリがない。
さいたま新都心に就職できるような会社がたくさん増えてくれればいいのにな。
妹3の家は中央線沿線。祖母のいるホームはそこから車で40分ほどということだった。
子どもたちも遠足気分で、滅多に逢えないおばちゃんと、しりとりにつきあってくれる。
途中、大きなトラックの後ろについて左折したら、トラックと一緒にパトカーに止められてしまった。
結局、変則的な信号がジモティー以外にわかりにくいようで、注意のみ・お咎めなし、
となったのだが、解放されるまでの10分弱、かなりドキドキした。
祖母のいるホームは高台の上。
久しぶりに会ったら髪がごま塩になっていた。頭皮が荒れるので染めなくなったとのこと。
祖母の髪の色は紫、というのがここ10数年定着してたので、なんだか見慣れない。
甥っ子たちもあとからこっそり妹に、どうして髪が紫じゃないの?と訊いていたとか(笑)
個室のある4階から一緒に1階におりて、ティールームでソフトクリームを食べながらおしゃべりした。
目の前にはヴェルディの練習場があって、サッカー好きにはちょいとうっとり出来る場所。
でも、気ままな1人暮らしが長かった祖母には窮屈でたまらないらしい。
1人で一階のここ(ティールーム)にきてはいけない、
毎日でもソフトクリームが食べたいのに、甘いものを食べすぎといって叱られる、
1人で勝手に動いていいのは4階南棟だけで、
床は続いてるのに東棟にいくには許可が必要、
絵を描く道具やおもちゃの類が多すぎて、ストレッチャーが入らないと注意されたので
ずいぶん家にもっていかれてしまった、
お友達はできたけど、ゲームをしてくれる友達はみつからない、
だけど、今日はみんなが来てくれて嬉しい、、、
姪っ子を抱っこしてみたい、というので4歳の彼女を膝の上にのせて抱っこした。
小さい子どもをだっこ、、、しかもひ孫。確かに嬉しいだろうなぁ。
私だってもっともっと細ければ抱っこしてもらうのに…(爆)
動きはゆっくり、耳も相変わらず遠いけど、ケアセンターのお蔭もあって元気そうだ。
アタマははっきりしているし、固有名詞が出てこないと文句が言えるだけ安心。
私だって出ませんよ、といったら、あなたは早すぎ!もっとアタマ使いなさい!と叱られた(笑)
長居ができないのを詫びて、また来ますね、と約束した。
おちび二人は祖母の部屋にあるダイヤモンドゲームやオセロがしたくてたまらない様子。
ごめんね~こんどまた、ひいお祖母ちゃまのところに遊びにきてね♪
帰りは新しい有料道を使って、もう一度妹の家の最寄り駅まで送ってもらう。
娘のお迎えの時間まであと3時間半。
新幹線、あと一本遅かったらお迎えに間に合わないところだった…セーフ!
女子寮なので、なるべく父や兄には来て欲しくない、といわれて一泊増やしたのだった。
ドビーは二泊してかなりなじんだ様子…。
この感触を忘れないうちに、またちょくちょくお願いしよう…
引き物はお菓子にした…『宴の華』というあられ。
漆器などのいいものを、とも思ったが、残るものより消えるもの、と考えてしまう。
ずっと、食べてみたいと思っていたもので、上京を機に、と勝手に決めてしまった(笑)
噂では森光子さんが楽屋見舞いによくお遣いになるらしい。
うん、美味しかった…♪ (終)