始動というのは言い過ぎかな。
とりあえず、新しい人形劇を作ろうと話が出たのは夏休み前。
演目はなかなか決まらず。結局、前回のはらぺこあおむし公演のときに
子どもたちからもらった感想文からのリクエストに答えた形となった。
場面ごとにどんなものを作るかという相談は、先日の月曜、
私がラケット振り回してる間に集まって終わっている。
この日集まったメンバーは5人。
とりあえず図書館から借りた効果音のCDを聴いて、使いたい音をチェック。
人形の型紙はAさんが作ってくれたので、試作品をめでる。
そのあと工作するか買い出しにいくかで迷いつつも、
まずは材料を揃えよう、と雨の中をうちの車に乗り合いで買い出しに出発した。
向かう先は布専門店。
建物ひとつに収まりきらず、三つの店舗には天井近くまで
山と積まれた反物が溢れかえる。店の中を初めてみてビックリした。
雨天にもかかわらず、店は、同志らしい女性の集まりがいくつも。
前からなんとなく、その手の店があることはわかっていたのだが、
君子危うきに近寄らずだった。
ここ4、5年ほど、ほとんど何も作っていないに等しいのに、
布の在庫ばかり増えて、しまう場所がないので困っていた。
手芸用品店の会員カードなど全部処分して、その手の店には近寄らないようにしてた。
この日も心に蓋をして。
私の布を活かすのが先よ、絶対財布を開けません!という決意で店に入る。
1号店は非常に混んでたのに驚いたが、2号店は空いていてよく吟味できた。
店の中の通路は、これまた沢山のロールが段ボールに刺さったまま置かれているので、
横向きに積んである布を下の方から引き出すのもかなりツラいし、
人がすれちがうのもやっと。この山が崩れたら…絶対死ぬよなぁ、と思うところである。
それにしてもアブナイ(別の意味で)。
私がみほれたのはチャイナドレスのような刺繍の入った桃色や紺色の布。
何度もこの生地下さい、と言いたくなるのを押さえるのに必死だった。
無事、材料を調達したあとは学校近くに戻ってお昼を一緒に食べる。
パスタについてきた一切れのフランスパンの美味しかったこと!
雨じゃなかったら、食べ終わったその足でパンやさんへ買いにいきたかったぁ!
次回はまた水曜日。その前の月曜日にあるのだが、私は雨が降ったら参加する♪
ということになっている。
肝心の絵本は『11ぴきのねこ』。部員の手が足りるかどうかが一番心配。
りうりうさんに教えてもらったラフマニノフの道具みたいなのを
作らないといけないだろうな~。