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カテゴリ:雑記・つぶやき
区役所(正式には区の福祉事務所)に出頭。
いわゆるデイサービスや短期入所、移動支援などのサービスを受けるための、年に一度の更新手続き。受給者証をもってこい、と呼び出される。 ここ何年か、長いこと窓口にいた、私より少し年輩の感じのいい女性がいなくなっていた。 その人はこちらが名乗る前に、顔を見せただけで、子供との母子セットで覚えていてくださった。 娘には必ずなにかとお声をかけていただき、温かい気持ちが伝わって、ここ数年は気持ちよく役所に顔を出せていた。 しかし。この日は裏若き乙女という描写がぴったりの女性が出てきた。 うーん!!また最初から、だ。 毎年のように同じような書類を書かされる。昨年までのその担当の方は、忙しいでしょう?こことここは私が書いておくけどいい?と気遣ってくださった。当たり前のように甘えてたなぁ、、、 こんななら、書式三枚くらい一緒に送りつけて書かせたのを持参させればいいのに、と思う。 いや、一人に一冊ファイルでデータを残すくらい出来んのか、変わったところだけ修正するとか出来んのか、と、内心ハラワタ煮えくり返る思いで次々に書いていった。 介護者の欄に姫以外の家族全員を書いてくれという。うちの男衆はとても頼りになるけど、はっきり言って、娘の介護者(この言い方も悔しいが)は、私一人、だ。何のために、他に家族構成の用紙があるのか、よくわからない。 男衆にはカッコをつけて、殆んど介護は無理と大きく但し書きをつけた。だいたい欄には三人しか枠がないのに四人書けというのも失礼な話だ。 サービスをうけるための参考資料といわれても、サービスを減らすための材料になるんじゃないかと、勘繰ってしまう。安易に情報提供させられるのは困るなあ。 ファイト!>私 三枚書き終わったところで、新しい用紙を二枚手元に出して、少し聞かせていただきます、と、きた。 娘の生活介助のレベルを逐一訊かれた。よく見えない小さい表の欄に、次々と丸が書き込まれ、その度に、「大変ですね」「お母さんお疲れでしょう」と言葉を返される。 確かに大変なこともあるけど、そんなに哀れみをかけられなければいけないことか!?淡々と流してくれる方がマシなんだけど。 案の定、これだけ重度なら移動支援(市町村管轄事業)ではなく、行動援護(国管轄)にしないのはどうしてか?と。 対応できる事業所さんが、うちの区にも隣の区にもありませんから。どこか『引き受けてくださるところ』をご存じでしたら教えてください。 どこもイッパイいっぱいで困っているそうだ。 そうでしょう、そうでしょう。今まで築いた関係だけでも残したくて、それだけが移動支援のままの理由なのに。 わたしは相槌の度に、いえいえ、そんなことなんちゃあないです。と笑い飛ばしてみせていたが、最後の言葉でついに怒りの箍が外れた。 ご本人も家族もみなさん健康ですね、と。 新人さんの言葉尻をとらえるのは器が小さいぞ、ジブンと情けなく思いながらも感情が抑えられない。 体調が悪いなんて考えないようにしているだけだ。時々ギューっといたいのは心臓か?肺か?子宮か? 胃カメラ飲んだら胃潰瘍のあとがたくさんあって、心配してくれたお医者さまも、あまりに長いこと検診を受けてないと知った義父が無理矢理連れていってくれたところだ。 突然涙がボロボロ出てきてどうにも止まらなくなった。 これを毎年のように報告するのは苦痛です。データを残して変わったところだけ申告するような形には出来ませんか? 対する返事は、せっかく年に一度は来てもらうんだから、いろいろお聞きしたいんです。とのこと。 そうですか。それじゃもう帰っていいでしょうか。 ああ、マッタク。 来たくて来たんじゃない!! 期日を勝手に決めて呼びつけたのはそっちじゃないか! 車で来てよかった。涙ボロボロで地下鉄バス乗り継いで、バスが行ったばかりだったら歩かなくちゃいけないし。 信号待ちのとき、車の窓を全部閉めて、大声で叫んだ。 思いつく限りの悪口雑言。 ふぃ~~~~~ ちとスッキリしたかな。 これも修行だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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