テーマ:サッカー総合(589)
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昨夜のガンバ対マンUの試合は見所の多い好ゲームでした。
結果は3-5でガンバの負けです。3点も取って、すごいといえばすごいのですが、実際には前半を0-2で折り返した時点で勝負あり、です。 しかしゲームをおもしろくしたのはガンバの頑張りです。0-2のまま進んだ後半は間延びしてしまい、その間は、少しつまらなかったのですが、ガンバが点を取ったからこそ、乱打戦に持ち込めたのです。 技術的にも、いろいろと見るべき点があり、ちょっと自分でも試してみたいこともありますが、そういうことは今日のブログには書きません。マンUから学ぶべきことは、心構えです。 何度か書きましたが、僕はモチベーションという言葉が嫌いです。 モチベーションを直訳すると、動機付けになります。これでは漠然としていますので、やる気に置きかえていいと思います。 消化試合を戦う際、「モチベーションが上がらない」などとボザき、シュートミスしてもヘラヘラ笑っている日本代表選手がいましたが、そういう人種が、僕はキライです。 クラブワールドカップという大会は、イングランド人やマンUサポーターにとっては、どうでもいい大会のようです。厳しいシーズン中に、わざわざ遠い日本まで出て行って、2試合も戦うのは、リスクが大きい、というわけです。 それではマンUの選手たちは、「モチベーションが上がらねえ」と言って真剣に戦わなかったのか? たしかにプレスは甘かったです。しかし、それは無理もありません。来日して幾日もたたずに試合して、いつも通り体が動くわけありません。 例えば失点した際のゴールキーパーの無念の表情を見たでしょうか? 本当に悔しそうな顔をしていましたね。 フリーキックを蹴る時のCロナウドの意気揚々たる姿勢は、どうでしょうか。俺の無回転ブレ球シュートで日本人のド肝を抜いてやる……そう言わぬばかりの気負いようです。 さらにはイエローカードをもらったルーニー。スライディングしている相手に向かい、競技を間違えているのではないか、と思えるような蹴りを数発叩き込むありさまです。ほめられたことではありませんし、何がそんなに頭に来たのかしりませんが、おそらくルーズボールの奪い合いに負けた、とでも思い、頭に血が上ったのでしょうか。 しかし、これこそがサッカー選手です。試合の価値や規模など関係ないのです。一対一の勝負に負ければ悔しいですし、失点したり、シュートミスしたら、次こそは決めてやる(止めてやる)と闘志が湧き上がってきます。 その感情がなく、消化試合だからどうでもいいや、と割り切れるような奴は、好きになれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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