テーマ:サッカー総合(589)
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もし、自分がカカだったら……カカというのは、いわずと知れたサッカーブラジル代表選手です。
彼は、現在、イタリアのACミランでプレーしています。 カカはミランに愛着を持ち、今までも途方もない巨額オファーを数々のビッククラブから提示されましたが、一切、拒否し、ミランでキャリアを重ねています。 このカカに、またもや、とてつもない移籍話が舞い込んだのです。 イングランド・プレミアリーグ所属のマンチェスター・シティというチームが移籍金約120億円を、ACミランに提示したのです。下世話に言えば、120億あげるから、カカを売って、とACミランに持ちかけたのです。 この移籍金というのは、チームに支払われます。現在は、その一割が選手の取り分だそうですが、カカは、それでもミランに残りたい、と言うのです。 ちなみに書き添えておきますと、マンチェスター・シチィというチームは、プレミアで現在20チーム中15位のチームです。では、なぜそんな弱いチームに莫大な金があるかといえば、最近、桁違いのアラブの大金持ちがシチィのオーナーになったからです。 この大金持ちがシティを、ご自身の財力で世界の強豪チームに仕立て上げたいと考えているそうなのです。そのためにカカがほしいそうです。 ネットの書き込みなどでは、「偉大なる選手の行くようなクラブではない」とか、「お金でチームは強く出来ない」などと書かれていますが、僕の意見は違います。別にスーパースターだからといって、名門チームでプレーしなければならない、とは思いませんし、お金でチームは強くなります。「うまい選手を集めてもチームとして機能しなければ意味がない」という意見は当たってもいますし、外れてもいます。 いい選手を集めたからといって、たちまち優勝できるとは限りませんが、少なくとも今よりは強くなります。 ちなみにカカは、シティで充分、機能します。というより個人の力で得点を量産するはずです。主題から外れますので、なぜ得点を獲れるか、その理由は書きませんが……。 移籍話に話を戻しますが、もし移籍がまとまればカカの代理人グループ(スタッフ)にも成功報酬40数億円が支払われるようです。スタッフの中にはカカの父親も含まれています。 現在は世界同時不況の真っただ中です。ミランも、あまり経営が芳しくないようなことが書かれていました(事実かどうかはわかりませんが)。そういう事情もあり、ミランがカカにシティとの交渉の席に着くように許可(勧めた?)そうです。 ありていに言えば、カカが移籍すれば、みんなが儲かるのです。 しかし、カカ本人はミランに残りたがっています。 120億、払うから、お宅の息子を、俺の養子にくれないか……どこかの大金持ちが、突然、そんな依頼を持ち込んできたら、その家庭は、たぶん崩壊します。 サッカー界では、こういうことが平然と行なわれているのです。 (もっとも……こういう巨額オファーに心を痛める選手は、実際のところ少なく、逆にヘンな裏取引めいたことをして、少しでも自分の年棒をあげようと企む選手が大半なのも、また事実ですが……) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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