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カテゴリ:ダウンタウンの世界
新型のインフルエンザより怖いのは最近の
お笑いブームかもしれない。 ダウンタウンがメジャーになってから 吉本の養成所も世間的に認可され、それに憧れ 次のダウンタウンを夢見てた頃があった。 その頃からダウンタウンのスタイルが流行になり それ以降の芸人はそれを真似していた。 いわゆる『ダウンタウン病』と言われるものである。 芸歴が長い人たちはそれを細かく分析し、その スタイルとは別のスタイルを模索し始めたが そうじゃない人たちは次々と消えていった。 実際、今テレビで見かける30代後半の芸人はそれに 当てはまる人たちだと思う。 ただ、その人たちはそこに辿り着くまでの辛さも 充分に味わっている。 それとは正反対で、事務所の力と番組の構成力の強さで 残ってる芸人もいるのが事実である。 実際、後者の人たちの番組は構成力で面白く見せてる だけであって、その芸人に実力があるとは思えない。 その人たちが他の番組に出たら何も結果を残せず ただの置物と化していることが殆どだ。 それを見てきた若手と呼ばれる芸人は、その力だけを 頼りに出てこようとしている。 それは一瞬のことであり、新しいお笑いの形ではない。 その力の一つである構成力も今、危険な位置にある。 現在、やっている内容は殆どが昔の番組のリニューアルで 若手を使えば新しく見えると思わせるようになってきた。 それを考えるとここ数年、新しいお笑いは 生まれていないのだ。 実際、今の若手がやっているネタは殆どがダウンタウンから 前の世代の人たちがやってきたネタの リニューアルでしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 21:38:21
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