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カテゴリ:ダウンタウンの世界
それまでのお笑いは、身近にありそうで
ないものだったり、まだ幻想的な噺が多かった。 完全なる、ネタであった。 いとしこいしでもカウスボタンでも 話の内容はちょっと世間とは離れた位置の噺が多く そのあとのお笑い世代、B&B、ツービート、紳助竜介は 少し世間に近づいたものの、やっぱりそんなこと本当は ありえないよと言えるような噺であった。 そこの位置から、もっと世間、さらに下と言えるような 位置まで落として実際、あると思える世代が多い層にまで 内容を落としていったのがダウンタウンだったと思う。 ほんの少しだけ細かく言うと、いとしこいしの漫才の 中で「ウチの妻がね」とフレーズが出てきた後は、その 夫婦の話題であり、そこの世界が出来上がっている。 ツービートでは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と いうような、ちょっと世間では実際、あり得ない噺を 笑いに変えていた。 その中で、ダウンタウンが持ち出したのは横山やすしに 怒られたように、チンピラの立ち話と言えるような域。 端から見ると下品と言われる内容だった。 私の中で強烈に印象に残ってるのはフリートークの中での 「道に落ちてる軍手」というフレーズがある。 これは道を歩いてる人にとっては一度は目にした光景では ないだろうかと思う。 しかもそれを気にして公共の電波に乗せる人は誰一人 いなかったと思う。 それだけしょうがないことであり、どうでもいいことで、 でもそれをあえてピックアップしたのは衝撃的だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.17 12:32:26
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