|
カテゴリ:あだち充の世界
最近、H2が文庫になって販売されていて
再度読み直していると色んなことに気づく。 それだけこのあだち充の作品は、色んな要素を 取り入れていて、嫌みなく織り交ぜている。 ここでも何度か、その妙技を語ったことがあったが 今回、また新しい発見をしてしまったので 誰かに話したく、ここでまた語りたいと思う。 気づいてる人もいると思うし、私自身も 当時、その片鱗はすでに気づいていた。 ただ、今回文庫になってそれがもっと 凄いことではないかと思い始めた。 タッチの名場面と言えるシーン。 『達也が南に告白する場面』 ここで二人のキスシーンのあとに 達也「ひとつだけ約束してくれ」 南 「なあに?」 達也「毎年和也の墓参りにつきあうこと」 南 「───うん」 そしてH2で春華が用具室に閉じ込められ 比呂が助けに行く場面。 ここでも二人のキスシーンのあとに 比呂「………古賀」 春華「なァに?」 比呂「下着透けてるぞ」 春華「……」 ここで232話が終わる。 これは偶然か?それともただこの人も自分で 言っているワンパターンなのか? タッチの方は第何話というのがわからないので データ不足なのだが、両方とも文庫版の 14巻の後半に掲載されていて、私の憶測では ちょうどタッチの最終話を乗り越える 辺りではないのだろうか? 自分の中での一区切りを作品の中で表現したのではと 私自身は感じてしまった。 しかもH2の次の233話のタイトルは 『幼なじみってヤツだよ』 これはあくまでも偶然なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.21 23:28:18
コメント(0) | コメントを書く
[あだち充の世界] カテゴリの最新記事
|
|