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テーマ:地震情報(629)
カテゴリ:東日本大震災
これだけボランティアという言葉が浸透していると
それが正しいと錯覚が起きる事がある。 だからボランティアとして参加したいと思ってる人も 自分に何が出来るだろうと、尻込みしてしまい 参加しないまま時間だけが過ぎた人も大勢いるのでは? ボランティア=良いこと この定義は間違ってはいないかもしれないが それを傘に増長する人達もいる。 それを一括りにしてボランティアというのは もう間違いのような気がしてきた。 先日、私の中で葛藤が生まれた。 前回、私が見てきたまま、聞いてきたまま、感じてきたままを 綴った「被災地を訪れて~北茨城から福島へ~」に 色んな人からのコメントを受けた。 その中に、 「小名浜は溢れんばかりのボランティアがいます。」 「小名浜地区は大丈夫。ご心配なく」 というコメントが書かれていた。中にはボランティアセンターの URLもつけてくれて確認してくれと言わんばかりに。 私が行ったのは平日だったし週末には 沢山のボランティアが来てくれたんだと思い、ほんの少しだけ ホッとした気持ちが生まれた。 しかしテレビではボランティア不足の情報が流れ そのボランティアセンターの写真を見てるとどうも腑に落ちない。 いてもたってもいられない気持ちになり、私独自で 調べてみることにした。 結果から言うと私が行ってお世話になった場所には 一ヶ月以上も、もうボランティアの人は訪れてなかった。 ボランティアセンターでもまだまだ随時ボランティアを 受け付けていた。 私が書いたブログを批判したいだけなら構わないが 地域の人達を巻き込まないで欲しい。 実際にコメントした人達はボランティアで汗を流した 人達かもしれない。 しかしその人達がその土地は大丈夫と言うのは 禁句ではないだろうか?特にネット上では。 そのコメントを見て実際にもうその場所は安心だと 思った人達もいるかもしれない。 これこそ危険で、まだ困っている人達がいる土地で 誰も声をかけれない状態になったらどうするのか? 申し訳ないが、私はボランティアとかボランティア精神とか そうゆうものは信じない。 中にはちゃんとした志を持って活動してる人達もいると 思うと本当に申し訳ないが、そのボランティアという 言葉に踊らされ、ほんの少しでも安堵の表情を見せるのが 私としては許せない。 これを読んで怒るボランティアの方々もいられると思う。 私はその人達を批難するわけではなく、ただもう 信じられなくなったのだ。 今回のおかげで一つ大事な情報が入った。 私はそれに向かってこれから行動したいと思っている。 きっかけとなった言葉は 「支援物資は避難所とかに取りにいかないといけないからね。 商売やってる所はまだ何かしら手段はあるけど 普通に暮らしてる人達(お歳を召した方)は大変だよ。 移動するにも車も全部流されちゃったからね。」 ほんの些細なことしか出来ないかもしれないけど この言葉を直に聞いたら私の感情は黙っていられない。 ただそれだけで行動します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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