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テーマ:地震情報(629)
カテゴリ:3.11被災地レポートその2
2011年7月25日。小名浜港。晴れ。
5月に訪れたふじみつ商店に向かうまでに 3つほど信号を通り過ぎたがどれも壊れている。 まだ点灯せず機能していなかった。 ふじみつ商店に着くと少し周りの風景が変わっていた。 以前、崩壊していた家の何件かは撤去され 土台だけが残っている状態だった。 しかし隣のコンビニは撤去は決まっているものの 手つかずのまま、以前と同じ状態のまま立っていた。 店を訪れると店主が留守で以前もお会いした奥さん?と 地元の人が2人、談話をしていた。 そこで、色々な情報を聞かせていただき 「北へ」というキーワードを聞き、店主が戻るまで 一旦、北へ向かうことにした。 前回、時間がなく訪れることが出来なかった方向へ 車を北へ走らせるとその言葉の意味がすぐにわかった。 以前見た光景と同じ光景が広がってきた。 震災から4ヶ月以上経った今、 まだこんな状況なのかと胸が痛くなった。 北に向かうにつれ、地図通りには進めない。 立ち入り禁止の場所が増えてきた。 車では行けないが少し歩くだけで 悲惨な光景が広がっている。 しかしその被害が受けた場所で 4ヶ月の間に立てたであろう新しい 建物を見かけた。 まだ余震が続く中、また津波の危険性もあるのに 何故と思っていたがそれが後々わかることになる。 海の側の渡れない橋の先に見えたのも新しい建物だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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