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カテゴリ:3.11被災地レポートその2
ふじみつ商店を出たあとすぐ近くにあるお店に寄った。
その隣には市場もあり以前来たときは ボロボロだったが、何とかテントを広げ 営業していた。 ただ広げただけなので中もよく見えない。 しかしちゃんと営業していた。 入ったお店はプレハブで建てたもので、お客さんも お歳を召した人達ばかりだったが、一生懸命営業していた。 作業中だったので話しかけることは出来なかったが いくつかの店で働いてた女将さんが集まって この店を開いてるように見えた。 店の中は唯一前の店で残った道具や棚が並んでいた。 町は一生懸命、前に進もうとしている。 食べたあとすぐICに向かったが、車の中からも 色んな事に気づかされた。 海から離れてくにつれて営業しているお店が増えてきた。 明らかに沿岸部と内陸部の温度差が見て取れた。 以前、福島に訪れたときもブログを書いたが そのときに、コメントでボランティアは沢山いるから 大丈夫と書き込みがあった。 その後、直接いくつかに電話して真実を聞いたが 全然、大丈夫な状態ではなかった。 しかしボランティアに行った人で内陸部で活動した人にとっては もう大丈夫と思える状態だったかもしれないと思った。 実際に港の方ではボランティアの人はあまり見かけなかったらしい。 近場でこんな状態なのだから、私が住んでいる 東京はもちろんのこと、離れた場所にとっては もう、のど元をすぎたものだとして捉えてるのだろう。 これを読んでる人の中にも もう四ヶ月経ってるんだから大丈夫だろうと 思ってた人もいると思う。 私が住んでた国はこんなにも冷めた国だったのか? 何もかも情報の時代で自分の目で確かめることをしなくなった。 元々、そうゆう国だったかもしれない。 私自身も人のことは言えないし、その情報の 真偽を確かめることが精一杯だったかもしれない。 しかし現実は違う。 いつの間にかマスコミ、メディアに寄り添って それを信じ続けていたと思う。 今は、国も嘘をつく時代。 頼れるものが崩れていったとき、人はどうするべきなのか? 自分の殻に閉じこもるのか、隣の人と手を取り合うのか。 その選択肢に立たされてるかもしれない? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.28 16:26:47
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