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うつ病患者の家族日記

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2008年04月01日
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カテゴリ:鈍色の日常
三寒四温。今がまさしく三寒四温な季節であって、昨日は冬物のコートが必要なくらい寒かったのに、今日はそれなりに温かい。でも、風が強くって、薄手のコートだと寒いというとても不確かな季節。

そんな4月1日は、新学期や新組織の始まりな日です。気持ちを新たに切り換えて、よくわからないけれど何かに向かって新たな一歩を踏み出すわけです。新社会人となる方々は自分の社会人としての第一歩を。新組織になった方は、その課での新しい第一歩を。

そんな始まりな日であるのに、私は、朝の午前4時半に記憶復活するという状態から始まりました。昨晩、お酒を飲みすぎたがゆえに、当然の結末として、家に帰ってきた途端に寝てしまい、4時半になってやっと意識が戻ってきたわけです。

あわてて寝る準備をして眠りにつきました。2回目の起床は11時半でした。

それにしても、今日は11時半に起きてから、本当に精神的に不調で2時間半を過ぎてもまったく動けませんでした。何をする気力もなくて、ただ横になって眠っているだけ。頭の中で、鬱病の回復期はやっぱり三寒四温だなとか思う気力もなく、とりあえず昨日の暴飲を反省していました。

なんでこんなに調子が悪くなったのかを、夜になって体調が持ち直してから考えていたら、昨日の暴飲のほかに、夢で見た光景を思い出しました。その夢の内容というのは、旦那が自分の左手を100回くらい連続で包丁でリストカットしていくという光景です。血飛沫があがるというような、グロテクスな感じではなかったのですが、とにかく、とにかく、ただただ、夢の中でショックを受けていました。

これは、また救急車を呼ばなければいけないのかな、とか、そんなことを考えながら彼を止めることのできなかった私が一人取り残されました。

彼と一緒にいることの精神的な負担というのは、本当に大変なことなのかもしれないな、と改めて考え込んでしまいました。

この前の日記で書いていた旦那との離婚問題ですが、色々と深く考えた結果、とりあえず現時点では離婚することは辞めました。その代わり、別居することで両者納得しました。

私の方は、主治医が言った一言で別居へ考えをスライドしました。曰く「離婚には(健康な人でも)相当なパワーがいる。そのパワーを社会復帰に使った方がいい」。

その通りだと思います。だから、現時点での離婚は回避。距離を置いて改めて考えてみて、彼との今後を考えたいと思います。

「目の前で(旦那が)自殺を繰り返す光景を、自分がもう見たくないだけだろう」と思われる人もいるかもしれない。その言葉のとおりで、私は自分のことを優先する卑怯な人かもしれません。そう思う人がいても当然のことだと思います。でも、自分の持つ力は本当に小さいものなので、今の私の力では彼を助けられない。もっと元気になれば、助けられるかもしれない。そして今の彼は私を助けてくれることはない。もしかしたら、未来の彼は私を助けてくれるかもしれない。

願わくは、別居によって二人が良くなることを。三寒四温。それでもいいから。



#今日のお酒#
焼酎を少し(暴飲してもそれでも飲む)


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Last updated  2012年04月10日 04時07分59秒
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