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昨日、いつも仲良くしてくれて、楽しいツッコミをしてくれるモリユちゃんが
「昔はみんな貧乏だった」と日記に書いてあったので ふと、その頃仲のよかった「あっちゃん」のことを思い出した。 歳がバレるが、ツッコミなしで聞いて欲しいと思う。 私が小・中学の頃は、本当に貧乏だった。 いや、私の家だけじゃなく、周りのほとんどの子供たちも同じようだったと思う。 貧乏というテーマで、夫と話すと、 充分1時間は盛り上がる・・・・・(苦笑) ほとんどの子供の家は、長屋(平屋)で もちろん、風呂なんてなかったし、自分の部屋もなかった。 あるクラスメートの家なんて、 ばーさん、とーちゃん、かあちゃん、子供3人という 家族構成だったので、今から考えれば 4畳2つと台所(3畳くらい)のそんな狭い空間で、よく住んでいたと思う。 そんな頃、本日の主役である「あっちゃん」は、 すごぉぉぉぉ~~い家に住んでいた。 場所は、 塩ジイこと、元大蔵大臣・塩川正十郎氏の地元、 H大阪市の「芦屋」と呼ばれるところの、 (関東地方で言うなら田園調布というところか) 高級住宅地である。 ちなみに、興味半分で 塩ジイのお屋敷を友達何人かで見に行ったことがあったが、門がでかすぎて玄関が見えなかった(笑) そんな時代にもかかわらず 「あっちゃん」の家は、昔流行った「あなた」(BY 小坂明子)に出てくるような 白い家で 当時珍しかったリビングに、で~~~んとグランドピアノがあった。 しかし、ワンちゃんは飼ってなかったと思う(苦笑) 部屋に案内してもらうと、窓際にベッドがあり、テディベアがちょこんと座っている。 当時、ベッドの存在知っていたが 実際にベッドのある家なんて見たことがなかったので 驚いたのを覚えている。 しかし、その「あっちゃん」は、 少しもオゴることもなく、反対にみんなに優しかったし、 目がクリっとした美人だったし、おまけに学年で5番に入るくらい頭もよかった。 テンハ、ニブツヲアタエズ・・・・ と昔からよく言うが、私は信じない(爆) そんな「あっちゃん」と貧乏な家に育った私は、なぜか気が合った。 うちの父なんて、 「なんで、おまえのような貧乏な家の子と 付き合ってるねん?」と不思議がっていたが 所詮、子供同士なんて利害関係なんぞ、ない。 中学3年間は、全く違うクラスだったのに 本当に仲良くなったのは、同じ陸上部に入ってからだった。 苦楽を共にし、同じ釜の飯を食った(爆) 忘れもしない中2の時のこと。 足も速かった「あっちゃん」は、2年生の始めから同級生1人だけ、先輩3人と100M×4リレーを組んでいたが そのうちの一人の先輩が、理由は忘れてしまったが出れなくなって 急きょ私が抜擢された。 今まで、ノラリクラリ陸上部にいた私が、 急にメンバーになるなんて、 「明日からおまえは、歌手だよ」といわれるようなもんである(ちょっと違う) 従って、リレーにはかかせないバトンパスが、 どうしてもスムーズに行かなくて 顧問の先生に 「なんででけへんねんっっ!!」と怒鳴られて、 「じゃあ、私をメンバーから外せばいいじゃん」と開き直ってるときも 「アタシが付き合うから」と 暗くなるまで、一緒にバトンパス練習をしてくれた。 ちょっと長くなりそうなので 続きは明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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