MRIを撮影した夫は、再び整形外科へ戻り
診察室内にある処置室で寝かされた。
「どう?少しはマシになった?」と聞くと
「MRIを撮ったくらいで治るもんかぁーーーーイタタ・・・・」
と面倒くさそうに答えたが、
MRIを撮って治るわけないのは、素人のアタシでもわかる。
相変わらず、バカなアタシ(苦笑)
しかし、いつまで待たせるのだろう。
するとずっと担当してる看護婦さんがやってきて
「どうですか?少しマシになりましたか?」と聞き、
夫は、
「イヤ、まだ痛いです」と答えると
「痛み止めの座薬を入れますね」と薬棚から、
ボルタレンという座薬を出してきて封を切ると
「パンツを下げて、おしりを出してください」と指示したら
何を思ったのか夫は、
「えっ、、、、、、、、Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン」
と驚いた。当たり前じゃねーかよぉ。
夫は、自力で立てない患者なのだ。
一度は躊躇した夫も、さすがに自分では入れれないと思ったのか、
おとなしくパンツを下げ、
「えぇ~~いっ!!煮るなり焼くなり勝手にしろってやんでぇーー」
(おまえは江戸っ子か?)
って思ったかどうかはわからないが、とにかくおしりを差し出した。
実は夫、痛くなりだしたのが前日の午後だったので
その日は風呂に入ってなかった(笑)
看護婦さんよ、汚い尻をお見せしてすまぬ・・・・・m(__)m
「30分くらいしたら、効くと思いますから」
と言い残し、汚い尻を見せられた看護婦さんは、立ち去ってしまったが
こちらは暇で暇でしょーがない(コラ!)
今日はとてつもなく、一日が長いなァと思いながら、
私はウトウトしてしまったのだが、ふと目が覚めて時計をみると、
座薬を入れてから30分経っていた。
横で寝ている夫に
「どう?マシになったぁ~~?」お決まりのフレーズで声をかけてみると
「アカンなぁ・・・・まだ痛いわ」
ああ、これは今日は入院になりそうやな。
いや、間違いなく入院だ。
今夜は、夫はいない・・・・ψ( ̄▽ ̄)ψイヒイヒイヒイヒ
『亭主、元気で留守がいい』という言葉はあるが、
命にかかわらないなら、この際、
『亭主、病気でも留守がいい』で我慢しておこう(爆)
夫には悪いが、ちょっとワクワクである(意味不明)
「今、ドクターが先ほど撮影したMRIを診てますから。
ちょっと待っててくださいね」
看護婦さんが言い残してから、40分は経ってたと思う。
夫のレントゲン写真を診るだけでそんなにかかるのかよぉ。
それとも夫は、そんな重病なのか・・・・
「夫、入院!!」と文字が、走馬灯のように頭をよぎる。
そこで、息子・ゆうゆうに、
学校に鍵を持たせて行ってないことに気づいたので
実家の母に、帰宅時間に留守番へ行ってもらうよう携帯から電話を入れた。
「入院するかもしれない」と言うと
たいそう驚いていたようだが、
「アンタ、落ち着きなさいね」と言いながら
母のパニックになってる様子が、電話の向こうから感じられた。
私は、夫より実家の母のことが心配である(苦笑)
再び処置室へ戻ってきたら、ドクターがやってきて
「ご主人、椎間板ヘルニアのようですねぇ・・」
と説明された。
あと10分くらいしたら、ブロックという処置をすると言う。
どんな処置なのかを説明してくれたが、
『夫、入院』の文字が頭をよぎっていて(爆)
右から左状態だったので、
詳しくは
ここをクリックしてほしい(エラソー)
何でもブロックのあと、40分くらい動けないらしく、
「トイレ、行かれますか?」と看護婦さんに聞かれた夫は
ベッドから起き上がろうとしたが、どうしても立てなかったので
「じゃあ、尿瓶(しびん)で取りましょうか?」
と好意で言ってくれた看護婦さんに
「いえ、結構です(キッパリ)トイレには、行きません」
と言ってのけた夫。
さすがに、おしりは見せても、おち○ちんは見せられないらしい(爆)
看護婦さんは、アンタのモノなんて気にしてないよ、と説得したが
これが「男のプライド」らしい(全く意味不明)
(続く)