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その日、むしょうにキムチが食べたくなって、
それならいっそのこと、夕食は「キムチ鍋」にしようと思った。 しかし、私が感じるこの「むしょうに」・・・・・・ まさにコレは危険な暗示なのだ。 まだ記憶に新しいが、 夜に「むしょうに」コーラが飲みたくなって買いに行ったら、 自販機が故障していて、商品どころかお金も戻ってこなかったし、 「むしょうに」肉じゃがが食べたくなって、買い物に行ったら 買ったお肉が腐っていたということがあったのである(泣) しかし、何度もこんなひどい目に遭わされても、 学習能力がないせいか、欲望へと突進してしまう。 これが、ワタシという人間だから仕方ない(全く意味不明) 鍋といえば、白菜。 そのときも、白菜をバシャバシャ切っていたのだが、 包丁を下ろした途端、 いっ、いっ、いっ、たぁ~~~~いっ!!!!!! ワタシの左薬指の腹が、見事に切られていた。 見る見る間に、O型RH(+)の血が流れ始めていたのだよ! 「ダメな切れない包丁は、野菜は切れないけど 指はすごぉぉく切れるんだよ」 以前、実家の母が言っていたが、まさにその通りである。 う、うぅ~~、この役立たず包丁め!!(笑) すぐさま、そばにあったティシュで血を拭くが、 なかなか止まってくれない。 横にいた夫が、 「10分もすりゃ治るよ。で、つばでもつけときゃ明日にでも治るって」 実は、私は主婦業10年以上になるくせに、何度も料理中負傷していた。 しかし、すぐ止血していたので 絆創膏でも巻いてりゃ大丈夫だな、そう甘く見ていたが 10分経てど20分経てど、止血どころかダラダラ流れる一方である。 このままじゃ貧血になり、 挙句の果てには、「失血死」なんてことにもなりかねない。 これだけは、どうしても避けなければならぬ・・・・・ 「ちょっとぉぉ・・・・これは大変だよ」と 夫に流血状態を見せると、日頃、血というものを慣れてない男の夫は、 「なんじゃぁ~~こりゃぁーーーーーー!!!」と 太陽にほえろ!のジーパン刑事を彷彿させるような驚きを見せ、 すぐ、病院に行こうと言ってくれた。 しかし、土曜の夕方だったので、すでに普通の外科は閉まっており、 幸いなことに、駅前にある総合病院は救急指定らしかったので 診察をしてくれるかどうかを確認し、 夫の自転車の荷台に乗せてもらい、その病院へと向った。 道路交通法では、二人乗りは禁止されているので、 よいこのみんなは、真似しないようにっ(笑) 夫に受付をさせて、私は救急外来の待合に行くようにと言われたが、 ちょうど私の前に、3,4歳くらいの女の子が おでこにケガしたらしく、 診察室から 「ぎゃぁぁぁぁ~~~~~痛いよぅ!痛いよぅ! たちゅけてぇーーーーーーーおかぁぁーしゃんっっっ~~」 と泣き叫ぶ声が聞こえた。 どんなに痛くても、私は絶対泣かない・・・・(だって女の子だもん←アホ) あの子は、小さいから許されるのだ。 まだ子供から許されるんだ。 そう心に誓って、診察室へと向った。 戦いの火蓋は、きって落とされた(大げさ) 長くなりそうなので、続きは後日・・・・・ また連載モノかよぉ~~~という苦情は、一切受け付けません(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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