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テーマ:企画想像創造妄想集団(144)
カテゴリ:ほのぼの全身タイツ未来系
|・ω・`) アドだお
村上たかし「星守る犬」を読みました。 村上たかしはアドのイメージだとギャグ漫画家だったという事でしたが、この作品は とても読んでいて切なくなる話でした。 主人公のお父さんは身体を壊して働けなくなって家族から捨てられます。 奥さんと娘さんに見捨てられ住む場所も失い、犬のハッピーと故郷に向け走ります。 こんな境遇になっても恨みごと言わずにハッピーと残り少ない生を生きようとします。 生活保護でも受ければ生きていけるだろうと思うけど・・・ ハッピーを捨てるか誰か奇特な 人にでも貰ってもらうしか無いでしょう。 それだったら行けるとこまで行こう。そんな思いだったんだろう。 ハッピーのお父さんへの無償の愛情とその愛情に応えたいと思うお父さんの愛情があったからこそ 二人は殺伐とせずに残りを生きる事が出来たのだと思います。 二人はやがて誰からも忘れ去られ誰も彼らの事を思い出す事もなくなるけど 「お互いを何よりも大事に思う想い」だけは残ると思うんでつ。 救いの無い最期かもしれないどこの想いがあるだけ幸せだったのかも・・・ 良い作品でつ。機会があれば手にとって見て下さい。 星守る犬 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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