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カテゴリ:キモノ♪
お勉強のあとに即売会があるのは分かっていますが、 ワタシのような庶民には、様々な種類の着物に気軽?に触れられる機会はそうそう無いので、 「(いまはまだ)買わない」 という固い決意といくつかの作戦を胸に、 幼稚園帰りのムスメをE~さんに頼み、長丁場のセミナーへ行って参りました。 今回は、人形町の着物問屋○市さんへ。 染めの着物と織りの着物を、たくさん見せていただきました。 趣味悠々-茶の湯で山口智子さんが着ていた初釜用の訪問着のモダンな柄ゆきがとても素敵で、 やわらかものを少し見直す気持ちで見ていたのですが、 いわゆるありきたりな古典柄のものは、やはりあまりしっくりきませんでした。 講義を経てのお昼のあと、 髪を上げ、メイクも着物向けに華やかめに直すようすすめられ、 ずっぽりと試着・販売タイム。 帯セミナー時は、買う気はないのだから と、ほとんど試着をしなかったワタシでしたが、今回は開きなおって どしどし巻きつけていただいちゃいました 今日の参加者の中ではおそらく一番若かったワタシに付いたのは、 ラッキーなことにお若くかわいらしいお嬢さんスタッフ しめしめと裄丈確認大作戦を密かに実行、 我ながら年の功の誘導で、買いもしないのに、きっちりちゃっかり図ってもらうと、 やっぱり69~70がベスト。最低でも68.5は必要とのこと となると、 着物・帯・長襦袢3点セットになっている反物では生地巾が微妙となり、 かといって巾たっぷりの結城紬はかなり高価なので断りやすく、 なんとかどうにか、買わずに済んだのでありました。 彼女の現代的なセンスはとても参考になったので、 最後にお礼を言えなかったのは、とても心残り 25万セットの中にあったグリーンの紅花紬や、35万セットチームのシルクモールの帯など、 好みの物もいくつかあったので、ものすごく心が揺れました。 こういう下着や、 こういうスーツで装うよりは、 いまは和服をしっとりまといたい気分だし、 こう見ると、洋服より和服のほうがずう~っと長く着られそうなおトク感もある。 なのに どうにも踏ん切りがつかないのは、 「好いのがあったら、買えば~」などとオットが軽く言うせいもある。 買っちゃダメっと言われたほうが、欲しくなるわよねー ハッこれってもしかしてオットの作戦 でも、かつてわりかし高給取りで、 自分のものは自分で自由に買っていたワタシには、 「オットに買ってもらう」ことに ものすごく抵抗が… 趣味の着物を誂えるうえで乗り越える壁は、まずはココかも。 内職など探してみようかしらん 感触という点で、ワタシが一番好みだったのは、牛首紬。 色柄もモダンなものが多いような・・・。 結城のようなマットなものより、シャリ感やツヤ感のある牛首やお召しや白大島を好ましく感じました。 (寸法で諦めてるけど、銘仙も好き) 牛首は単品で60万と言われて 即刻やめたけど、 これくらいのお値段のものもあるのねえぇ 「市川純一郎」牛首紬訪問着 もうひとつの作戦は、色味のこと。 卒園式、入学式、七五三、卒業式・・・、 これから ムスメがらみで 着物を着る機会が何回かある。 ビンボー性としては、やはり入手するなら使い勝手の良さそうな色無地か江戸小紋…。 数多の色味の中から、何色を選べばいいというのか? いろいろ合わせてみたところ、 そこにいた方、スタッフも含め総勢7名全員が、 一番似合うとおっしゃったのは、爽やかグリーンの紅花紬。 じっさいワタシもそう思ったのだけど、 パステル調のグリーンの無地は、春にはすごく素敵そうだけど 秋冬には、帯や小物で工夫をしても、ちょっと着にくいかも。 好きな色・似合う色と、使える色は違うのかも。ちょっとさみしいけど。 色系統の違う色無地と江戸小紋を1着ずつ、が、 堅実マダムにはベストかしらん これくらいの色味なら、秋冬もいけるかな… 粋な ハートの黒の江戸小紋 ハートの江戸小紋可愛いけど、お、お、お高い~ この帯は、あんまり好みじゃないな~ さて、即売会がキョーフの方には、 振り替え参加、ちょっとおススメです 先生も生徒さんも初対面で 教室での手持ちの着物をご存知ない分、 まっさらに 似合いの色柄を評価してもらえます。 先生も、よその生徒さんと思うからなのか、 あまり強いお勧め攻撃はありませんでした 今回は、4人中2人がお買い上げ。 それぞれ、素敵な物をお選びでした。 ワタシは もうしばらくは、慎重に慎重に、 お勉強に専念することにしようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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