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カテゴリ:読書覚え書き
ちょいと お久しぶりの日記です
その間、一体なにをしちょったのかといえば・・・ コレを読んでいました~~ なんとなんと、全54巻の超~大作 幼稚園のママ友に 借りました いやあ~~、ヲタクは、どこにでも居るもんです 20年かけて描いた漫画家さんも、 それを受け止めた出版社・編集者どちらも素晴らしい~けど やっぱり、一番エライのは、単行本を買い続けた読者でありまする 20年前からのものとは思えないほど キレイに保存されている54冊のすべては初版本で 衿を正して読ませていただきました。 作者の中山星香さんは、な~んとあの「日ペンの美子ちゃん」の作者でもあるお方 知らなかったよぉ~~ビックリ 漫画界は、ほんとうに奥が深いです・・・ 絵柄も大きくは変わることなく、テンションを保ちつつ 繊細に いっそ神経質なほど丁寧に上達しつつ描き続けられた54冊。 『平和のため』に「必要」な戦い・・・ 「血を流しすぎないこと」が目的だとはいえ 流され続ける血・・・ ネタバレになっちゃうかな。 ワタシは、 殺人鬼の大量殺戮より、軍人や市民による敵陣惨殺とそうせざるを得ない状況にこそ 戦慄と憤りを覚えるタイプなので、 後半は、ぢつはちょっと辛かった 平和や誇りのための戦いだとわかっていても。戦いのあとの平和な時代は、素晴らしいし救いもあったけれども。 戦争の恐ろしさって、 ひとがたくさん亡くなることはもちろんそうだし悲しいことなんだけど、 加害者をたくさんつくってしまうことこそ悪で恐怖なのだなあと、あらためて、おもいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月16日 11時12分37秒
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