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カテゴリ:HIV/AIDSを考える
(2006.8.19) 食料自給率100%以上で食料輸出国。 世界有数の金鉱山と世界有数のダイヤモンド鉱山、そして世界最大のダイヤモンドカンパニーがある国。 これも南アフリカである。 特に着目したいのは食料自給率が100%以上であるという点ではなかろうか。 実は食糧問題と貧困問題というのは全く違う問題であるという事を私はここで考えさせられている。 食料がないから貧困なのだという考え方は誤りであるということだ。 これは実は非常に難しい問題であると私は考える。 南部アフリカ地域の場合、白人と黒人の間には歴然とした所得格差が広がっている。 物価はけして安くはないということは以前の記事でも書いた。 黒人の平均所得では、貧乏にならざるを得ないというのが私の実感だった。 経済活動は間断なく続き、物も金も人も動き続けてはいる。 しかし、実際に就職できる人々はラッキーでもある。 この国では仕事の総量が非常に少ないのではないかというのが私の感想である。 基礎教育をきちんと受けていない為に働けない人々も多いが、基礎教育を受けてカレッジを卒業しても就職がないという現状もある。 所得に関しても話を聞いていると、どの辺に基準があるのかよく判らなかったりする。 それほど、賃金には開きがあるのだ。 私自身、この所得格差に関する問題に対して明確な回答を持ってはいない。 どうすれば良いのだろうか・・・ よろしかったらClickにご協力ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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