中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下克上異聞
@東京建物ブリリアホール初日2/6(火)18:00あの(音響、見え方いろいろ不評の)ブリリアでストプレをやるの?と、上演が発表になったときから不安だったけど、実力派(発声、活舌に信頼がおける役者陣)が揃い、マイク使用のエンタメに寄った演出だったので、思ったよりは聞き取れました。(1階前方センター少し上手より。特等席)が、大事なセリフがポワポワ聞こえるところがあったのは、もったいなかった。その中でも今井さん、成志さんはクリアでさすが。声質の違いかしら。中村仲蔵と藤原竜也という役者がどうしても重なって、役者の道云々というセリフには胸がいっぱいに。ドラマにもなっているし、他にもいろいろな役者が演じているけれど、まるで当てがきのようでした。舞の名手という役どころだけど、そこは竜也さんに合わせたのか、芝居に重きを置いた演出。まるでハムレットのような独白場面も。思わず聞き入ってしまいます。そして「外郎売」。5分もの長い早台詞。職人技!2/11(日)12:30 2回めは2階B列センター(1等席)。ブリリアでは何度か観劇しましたが、2階は初めて。役者の足元まで全部見えてストレスゼロ。竜也さんは客席を見上げることが多いし、セットが3階建だからこの作品に関しては良席。セリフも初日と比べるとクリアに聞こえる。今日はホリプロと竜也さんFC合同貸切。どうやら開演前に竜也さんのアナウンスがあったらしいけど間に合わず…。そんな粋なことをやってくれるなら事前に案内してくれていたらよかったのに。アフトクによると蓬莱さんは細かな修正をしているそう。初日に気になった冒頭の八百蔵さんとの場面がマイルド?になっていた。私にとってはちょっとキツかったので、変更されてよかった。