|
カテゴリ:演劇
実はあまり期待しないで行ったのです。
ネットでの評判も賛否両論というか、否のほうが目に付いたし。 でもあらすじが面白そうだったし、舞台をはさんで両側に客席というのが ハムレットを思い出させて(←すごーーーく良かった)興味があり チケットを譲ってもらい観て来ました。 良かった。まあなんせ若い麗しい男の子がたくさん出ているだけでも 魅力的なんだけど、その厨房のセットが本格的なこと 調理のマイムが正確なこと には驚かされましたね~。 席はじゃがいも皮むき少年の前だったのですが、すごいよ、ずっと 皮むいてた。開演前も休憩時間も。 彼の存在は厨房の臨場感を高めていました。 でも反対側の客席からはもしかしたら見えてないのかも。 もったいな~い。 話は、背景に人種、国の問題があるのでそのへんはよくわからない点もあった。 すんなり入り込めないというか。 ときどき自国語を喋るので、上に訳が出るんだけど、そっち見てると演技を見そこなうので あの訳はなくてもよかったかも。 高橋洋さんはさすがでした。 他の若い子は見た目はよいし、頑張っているけど演技力としてはまだまだな人が多いので高橋さんの台詞になると安心できた。 (この前 「・・・我ら将門」で見たばっかりだったのに。 しかも6月の「近代能楽集」にも出るよね。休む暇なしね。蜷川さんに信頼されてるんでしょうね。) 楽しみにしていた成宮くんは華はあるけど、ペーターという役は少々手ごわかったように見えました。 イライラしているところなど最初のほうはよかったんだけど。 後半は・・・、かなり難しい役どころなので・・・。 でもペーターの辛さは伝わってきた。 カテコではとっても感じよく挨拶していてこれからも応援するよ~って思った。 同じく恋人役の杉田かおるさんも。 悪くはないけど、インパクトがない。ペーターに大きく影響を与える役なのに。 残念でした。 今回目に付いたのはアイルランド人の長谷川博己くん。 演技もよかったし、見た目もよかった。 残念ながら反対側にいることが多かったけど。 文学座所属だそうだ。(内野さんの後輩ね♪) 今後が楽しみ。 とりあえず満足した舞台でした。 (満足度のうち75%が品川徹さんの存在だったかもしれない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[演劇] カテゴリの最新記事
|